「人材の活用」「従業員の教育」「人事制度」等について、事例満載の記事や専門知識が深まるコラム等を展開。自社の活性化や雇用管理のヒントに!
ヒトがあつまる職場/田中和彦
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デキル人が辞めない15分マネジメント術/岡本文宏
怒りを笑いに変える!クレーム対応/谷厚志
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判例に学ぶ労使トラブルの処方箋/岡正俊
時事トピックス
人事労務関連ワード辞典
マンガ・ワーママ人事課長キノコさん
ココロの座標/河田俊男
【企業に聞く】人が活きる組織
労働ニュースに思うこと
人材育成のツボ
シゴトの風景
「平均時給 の検索」「時給の平均や動向」等について、データを作成。労働市場の現状が分かります。
*一部記事の閲覧および機能をご利用いただくには、会員登録(無料)が必要です。会員登録はこちらアイデム人と仕事研究所では、「ビジネスマナーのブラッシュアップ」「新入社員の戦力化」「職種別・階層別の知識・スキルアップ」等につながるセミナーを開催しています。
新卒採用を行っている企業に、採用活動に関して工夫していることや取り組みなどについて伺います。
独自の事業モデルで着実な成長を実現し、設立6年で東証一部へ上場した企業がある。売掛債権の早期支払いや、経理事務・支払業務のアウトソーシングなどのさまざまな金融サービスを行っているアクリーティブ株式会社だ。
メイン事業である売掛債権の早期支払いとは、企業の資金化のサイクルを速め、経営の安定や事業展開をサポートするというものだ。経営の安定は自社の従業員の雇用を守ることであり、事業展開は社会の発展につながる。同社の管理部で、採用担当をしている小林幹さんは言う。
「当社の事業内容は、一般的に知られているものではありません。ですので、新卒採用の説明会ではなるべく専門用語を使わず、金融業界をまったく知らない学生でも理解できるように、分かりやすくお伝えすることを心がけています。例えば、債権という言葉は、“貸したお金を返してもらうなどのお金を請求することができる権利”というように言い換えています」
管理部採用担当 小林幹さん
説明会は講義形式
同社は数年前から新卒採用を行っている。きっかけは中途採用でよい人材を採用することができず、自社で育成しようという流れになったことだ。選考は、まず採用セミナーを受けてもらうことからスタートする。2時間半のセミナーでは、最初に金融の仕組みなどについて解説し、それを踏まえた上で会社の説明に入るという。
「会社説明会というより、学校の講義に近いと思います。事業内容をきちんと理解していただくためで、学生には“よく理解でき、飽きずに楽しい”と好評価です」
セミナー終了後、選考に進むことを希望した学生にはペーパーテストを受けてもらう。所要時間は10分程度で、内容は問いに対して自分の考えを書くというものだ。
「当社の業務にはコンサルティングの要素があり、自分で考える力が必要です。テストは、その力を見るためです。答えに正解はなく、その人の思考プロセスを見ています」
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アクリーティブ株式会社
●所在地/東京都中央区新川1-28-44
●創立/1999年
●資本金/12億2,400万円(2014年1月31日現在)
●従業員数/64人(臨時従業員数142人/2013年3月31日現在)
●事業内容/売掛債権の買取、経理事務アウトソーシング、支払代行など
●ホームページ/ http://www.accretive.jp/index.html
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