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マネジメント悩み相談室/田中和彦

第50回「コロナショックを管理職としてどう乗り切ればいいか?」

マネジメントに関する悩みについての解決策を示したり、対処法などを解説します。(2020年5月21日)

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■相談

 今年の3月から新型コロナウィルスの影響で、会社の業績が極端に下がってきております。リモートワークを推進するにもノウハウがなく、時差出勤で対応しているのですが、部下からは不安を訴える声が日に日に増してきており、管理職としてどう対処していいのか悩みどころです。自分自身のモチベーションをどう保てばいいのか、こういうときには部下をどうマネジメントしていけばいいのか、ヒントを教えていただければと思います。

 

 

 

 

■回答==========

 

 世界中で新型コロナウィルスが猛威を振るっていますから、同じような気持ちを抱く管理職の方は日本だけでなく海外にも大勢います。まずは、あなたと同じような気持ちや立場の人が、それこそものすごい数いるのだということを強く認識してください。あなた1人だけがそういう状況じゃないのです。

 

 自分1人だけが大変だと思うと、孤独で救われない気持ちになりますが、同じように困難な問題に直面している仲間がいるのだと思えば、そんな仲間たちとこの難局をともに乗り越えていこうという勇気も湧いてきます。それから、人の上に立つリーダーという立場の人は、どんな状況であろうとも部下やメンバーに対して、不安をあおるようなそぶりを見せないことも大切です。

 

 例えば、子供たちと登山に行って、途中道に迷ってあたりが薄暗くなったとしましょう。子供たちが「ねえ、大丈夫?」と不安そうな表情のときに、「パパも不安だよ」とは言わないはず。親が不安そうな表情をすれば、子供たちはさらに不安になります。こういう場合は、内心どうであれ、まずは「大丈夫。絶対に助かるから」と言って子供たちを安心させ、それからどうするかを考えるのが親のあるべき振る舞いです。

 

 部下を持つ管理職も全く同じだと思います。気持ちをしっかり保ちましょう。「朝の来ない夜はない」「春の来ない冬はない」という言葉がありますが、必ず明るい太陽は上ってきますし、来年も桜の花は咲きます。悪い状態が永遠に続くわけではなく、必ずどこかで悪いウィルスは終息を迎え、人類はこの状況を乗り越えるに違いありません。

 

 なので、「今は苦しい状況だけど、来るべき明るい未来のために、今、何をすべきか」をあなたも考え、部下の人たちとも一緒に考えることです。人は、未来に希望を感じることができれば、今が苦しくても踏ん張ることができます。逆に、未来に希望が感じられなければ、心がポキッと折れてしまい、心の病になってしまいます。

 

 希望という未来を何かしらの形で指し示してあげることが上の立場の役割です。今の状況は横に置いて、新型コロナウィルスが終息したあと、どんな手が打てるのかをブレスト的に語り合ったりするのも一つの手かもしれません。なるべく前向きなポジティブな空気が生まれるように心がけましょう。それでも苦しくなったら、同僚の管理職の方やさらに上の上司や社長に胸の内を正直に打ち明けることで、ストレスを解消しましょう。くれぐれも部下に対して当たり散らすなど、パワハラ的なストレス発散をしてはなりません。

 

 

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●文/田中和彦(たなか かずひこ)
株式会社プラネットファイブ代表取締役、人材コンサルタント/コンテンツプロデューサー。1958年、大分県生まれ。一橋大学社会学部卒業後、人材サービス関連企業に入社し、情報誌の編集長を歴任。その後、映画配給会社のプロデューサー、出版社代表取締役を経て、現在は、「企業の人材採用・教育研修・組織活性」などをテーマに、“今までに2万人以上の面接を行ってきた”人材コンサルタント兼コンテンツプロデューサーとして活躍中。新入社員研修、キャリアデザイン研修、管理職研修などの講師や講演は、年間100回以上。著書に、『課長の時間術』『課長の会話術』(日本実業出版社)、『あたりまえだけどなかなかできない42歳からのルール』(明日香出版社)、『時間に追われない39歳からの仕事術』(PHP文庫)、『仕事で眠れぬ夜に勇気をくれた言葉』(WAVE出版)など多数。
連絡先:info@planet-5.com

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