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成果を出すチームのつくり方/吉田幸弘

第9回「イライラして後悔しないための感情コントロール術」

社内コミュニケーションは、人の定着や生産性向上の土台となるものです。コミュニケーションの醸成や活性化させるための考え方や手法について解説します。(2020年12月17日)

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 リーダーは部下より業務知識もスキルも上なことが多いですから、つい部下にイライラして叱りたくなることもあるかと思います。しかし、イライラして叱った場合は、感情任せで乱暴な言葉を使ってしまい、のちに後悔することも少なくありません。今回はイライラして後悔しないための、「感情のコントロール術」に触れていきたいと思います。

 

 

 

 

怒りの感情はこうして発生する

 

 例えば、あなたが歩いているときにスマホを見たまま向かってくる人がいて、ぶつかりそうになったとします。ぶつかりそうになった時点では出来事です。この出来事に対して「危ないじゃないか。スマホ歩きなんかやめろよ」というのが、出来事に対する意味づけです。意味づけが、ネガティブなものを捉えるならば、怒りの感情が発生します。

 

 同じ出来事に対しても、「何か上司から急ぎの対応を促されているメールでも来たのかな」「駅からの目的地までの地図でも見ていたのかな」という意味づけをする人もいるでしょう。この場合、怒りの感情が発生することはないでしょう。

 

 

感情が発生したらクールダウン

 

 起きた出来事に対してネガティブな意味づけになったとき、何も対策を練らないと、反射的に「何をやってるんだ!」と感情を出すことになります。部下に感情をぶつけて叱っても、行動は変わりません。部下によっては「リーダーの嵐が早く去ってほしい」と場当たり的な対応をとることもあります。

 

 また、悪感情を前面に出した場合、他の叱られていない部下もなんだか居心地が悪くなってしまいます。そこでネガティブな意味づけになったときは、6秒間気をそらし、クールダウンしましょう。

 

 具体的には自分の心を落ち着かせる儀式をすることです。水を飲む、アメをなめる、深呼吸をする、あるいは子供やペットの写真などの優しい気持ちになれるものを見るのもいいでしょう。いくつか準備しておきましょう。

 

 

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●文/吉田幸弘(よしだ ゆきひろ)
コミュニケーションデザイナー・人財育成コンサルタント・上司向けコーチ。
経営者・中間管理職の方向けに人材育成、チームビルディング、売上げ改善の方法をコーチングの手法を使ってコンサルティング活動を行なっている。16年間のBtoB営業で2万人への対面プレゼン経験および11年間の管理職経験で累計100人の部下を育成した経験をもとに「営業力アップセミナー」「褒め方・叱り方・伝え方をベースにしたコミュニケーションセミナー」「モチベーションアップセミナー」も開催。著書に『仕事が早く終わる人、終わらない人の習慣』(あさ出版)、『部下に9割任せる!』(フォレスト出版)、『リーダーの「やってはいけない」』(PHP研究所)など多数。
http://yukihiro-yoshida.com/

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