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人材育成のツボ

年の初めに…「目標」の立て方について考える

アイデム人と仕事研究所の研修部門の所員が、日々の業務やお客さまとの対話から感じたことなどをつづります。

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 新年を迎え、新しく今年の目標を立てられた方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
 「目標」を辞書で引くと、

 

1)そこに行き着くように、またそこから外れないように目印とするもの。
2)射撃・攻撃などの対象。まと。
3)行動を進めるにあたって、実現・達成をめざす水準。

 

 と記載されています。

 

 

 会社で、部下に対して漠然と目標設定をしていませんか?
 せっかく立てた目標も、なぜそれを達成しないといけないのか、部下が理解をできてないとモチベーションも保てず、達成は難しいものとなります。

 

 

 

<なぜ目標を立てるのか?>

 

 目標を立てる意味は人それぞれで、いろいろな理由があるかと思います。
 私は、目標とは「自分はどうなりたいのか」「なにを達成したいのか」を考え、行動に移していくことで、日々の仕事のやり方、日常の過ごし方を変えていく意識付けをしてくれるものだと思います。

 

 目標を立てることで、普段なんとなく仕事をする、なんとなく日常を過ごすよりも、より有効な日々を送れるようになる効果があると思います。部下には、まずそのことを理解してもらう必要があります。
 次に、どのように目標を設定していくか、考えていきたいと思います。

 

 

 

<「今の自分」を知ることが大事!>

 

 まず、部下本人がなりたい自分と、上司が部下になってもらいたい姿をすりあわせることが必要です。その上で「今、自分(部下)はどの時点にいるのか、達成までにはなにをどうすることが必要なのか」を一緒に考え、お互いに理解を深める必要があります。

 

 以前、お客様とお話をしていたときに、「前にある社員に研修を受けさせたけれど、何が変わったのかあまり分からなかった」と伺ったことがあります。これはお客様が、受講者の研修前の状態を把握できていなかったため、変化が分からなかった可能性があります。

 

 例えば、TOEICのスコアが500点であった人が、猛勉強後、次の試験では600点をとれたとします。世の中にはこの点数より高い人もたくさんいらっしゃいますが、この方にとっては100点も点数を上げられたことは大きな成果です。
 これは「前の状態」を知っていたからこそ、感じられた進歩ではないでしょうか。このように現状を把握することで、大きな変化はもちろん、ちょっとした変化も感じられるようになるかと思います。

 

 まず、自分の現状を知ることで、達成までに必要な行動・時間を具体化することができます。それを仕事や生活に落とし込むことで、やるべきことが見えてくるのではないでしょうか。

 そして、目標を立てる上で最も大事なのは、「それを達成することで、どんな良いことがあるか?」をイメージすることです。

 

 

>>>次ページに続く

 

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●文/加藤あゆみ
株式会社アイデム人と仕事研究所 人材育成・研修プランナー
大学卒業後、某商工会議所に入所し、広報担当、その後、秘書として従事する。7名の役員秘書として、「能動的に先読みした仕事をする」をモットーに4年間業務を続けてきた。現在、アイデム人と仕事研究所で、企業の「人材育成」に関する悩みに合わせた研修の企画提案を行っている。また、学生対象の就活支援セミナーでは、自ら講師として登壇。

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