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アイデム人と仕事研究所の研修部門の所員が、日々の業務やお客さまとの対話から感じたことなどをつづります。
「リーダーを対象とした研修を実施したいけれど、チームを牽引するリーダーが自信を喪失し、モチベーションがかなり低下している…」
ある企業のリーダー研修の打ち合わせ時に上司の方より伺ったお悩みでした。上司の方のお話では、普段は真面目で努力を怠らない誠実なリーダー達であるが、それ故に、リーダーとしての役割を果たせていないという思いが強く、そのことが自信喪失の原因になっているのではないかとのことでした。
当初検討していたリーダー研修は、リーダーが自分の役割を振り返り、現状の課題に気づき、解決策を考え、そのための能力開発を行う内容でした。しかし、著しく自信を失っているリーダーにとって目の前の課題に向き合うこと自体が精神的な負担となってしまい、下手をすると離職にも発展しかねないと心配されていました。
よって、リーダーにとっての精神的な負担を軽減し、自信を回復する施策が優先課題になりました。
私は自信回復にはネガティブな感情と上手に付き合うことが大切だと考えます。
では、どのようにして付き合えばいいのか?
そして、企業としてどんな支援策があるのか?
今回はこれらについて述べてみたいと思います。
自信喪失の原因は?
自信を失う原因は人それぞれですが、次のようなことが考えられます。
・失敗やミスを繰り返す
・他人からの叱責、疎外感、軽視
・問題を一人で抱え込み、肥大化して手におえなくなる
・頑張っているのに成果がでない。努力が報われない
・常に他人と比べて過小評価をする
・自分の存在価値を実感できない
その他、様々な原因が重なり自信は喪失していくものです。共通しているのはこれらによって生じるネガティブな感情が何度も繰り返されることです。
例えば上司に叱責されたことが頭から離れず、夜も眠れないというような状況です。このような状況から早く抜け出すため、ネガティブ感情と上手に付き合うことが大切です。
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●文/伊藤雅彦(いとう まさひこ)
大学卒業後、商社に入社。中国の北京駐在員としてODA案件、自動車部品の合弁案件等に従事、帰国後は米国向けのOEMビジネスを担当。その後、独立して学習塾兼パソコン教室を経営。現在はアイデム人と仕事研究所にて企業向けにセミナーのご案内や研修の企画提案を行っている。モットーは「自利利他」。お客様の人財育成に関するお悩みや課題に耳を傾け、企業力アップに繋がるお役立ちが出来ることを喜びとしている。
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