「人材の活用」「従業員の教育」「人事制度」等について、事例満載の記事や専門知識が深まるコラム等を展開。自社の活性化や雇用管理のヒントに!
ヒトがあつまる職場/田中和彦
事例で考える困ったときのマネジメント対応/山田真由子
デキル人が辞めない15分マネジメント術/岡本文宏
怒りを笑いに変える!クレーム対応/谷厚志
介護現場で2年間退職者ゼロを実現した定着ポイント/森崎のりまさ
判例に学ぶ労使トラブルの処方箋/岡正俊
時事トピックス
人事労務関連ワード辞典
マンガ・ワーママ人事課長キノコさん
ココロの座標/河田俊男
【企業に聞く】人が活きる組織
労働ニュースに思うこと
人材育成のツボ
シゴトの風景
「平均時給 の検索」「時給の平均や動向」等について、データを作成。労働市場の現状が分かります。
*一部記事の閲覧および機能をご利用いただくには、会員登録(無料)が必要です。会員登録はこちらアイデム人と仕事研究所では、「ビジネスマナーのブラッシュアップ」「新入社員の戦力化」「職種別・階層別の知識・スキルアップ」等につながるセミナーを開催しています。
やる気を引き出す仕組みや教育制度などの人事施策、働きやすい職場環境の実現など、人に関する企業事例を紹介します。
ホームページ/ http://s-cs-c.com/
株式会社CS-Cは、飲食店や美容サロンなどのローカルビジネスに特化し、Webマーケティングの運用代行を手がけている。顧客から予算を預かり、Webサイトの構築やメディアへの露出、広告出稿などあらゆる施策を一任されるスタイルが特徴的。これを手がけるのは社員であるコンサルタントであるが、その運用ノウハウをシステム化した「C-mo」(しーも)というマーケティングプラットフォームをリリース。AIを搭載し、顧客ごとの“バーチャル・コンサルタント”として提供している。
同社は、「働きがいのある会社」ベストカンパニーを2016・2017年の2年連続で受賞。その要因や企業風土づくりについて、代表取締役の椙原健さんに話を伺った。
―「働きがいのある会社」を2年連続で受賞されました。その要因はどういったところにあるとお考えですか?
いろいろな切り口が考えられますが、まずは当社の事業内容やビジネススタイルそのものにあると考えています。当社では、飲食店や美容サロンといったローカルビジネスのお客さまからWebマーケティングを一任していただき、当該業務を代行するスタイルを取っています。目的はお客さまの業績の改善や向上ですから、そのためならばプロセスは基本的に何をしても自由です。しかし、自由には当然、責任が伴います。自由な反面、プロフェッショナルとして結果が問われる。そこがやりがいが生まれやすい環境につながっているんだと思います。
代表取締役 椙原健さん
当社がこのような事業スタイルにした理由は、せっかくならお客さまから感謝していただきたいと考えた結果です。では、どうすれば感謝してもらえるか。一番は、業績を向上させることです。そのためにはどのような方法があるか? そう考えてたどり着いたのが、このスタイルということです。ですから、このスタイルを貫くことで、お客さまから感謝していただきやすくなり、即ち働きがいにつながりやすくなるということだと思います。
当社の社員は、メディア運営企業の出身者が数多くいます。それぞれのメディアには規制やしがらみがいろいろありますが、そういったことから解放されていることも大きいかもしれません。
―組織運営の点で、何か工夫されていることは?
Webマーケティングの結果は、すべて数字に表れます。一つひとつの施策がどういった効果を及ぼしているかを数字で確認することができますので、それを本人にフィードバックします。当社では「成功体験のフィードバック」と呼んでいるのですが、その積み重ねが自信につながっていると思います。
さらに、こうした結果はすべて一覧化して共有しています。誰がどのくらいクライアントのパフォーマンスを改善できているかが、ガラス張りで分かるのです。これもモチベーションリソースになっていると思います。
※次ページ以降の閲覧には、会員登録(無料)が必要です
その他のコラム記事を見る
ココロの座標/河田俊男
事例で考える困ったときのマネジメント対応/山田真由子
人材育成のツボ