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やる気を引き出す仕組みや教育制度などの人事施策、働きやすい職場環境の実現など、人に関する企業事例を紹介します。(2020年8月27日)
ホームページ/ https://onlystory.co.jp/
BtoB企業に対する決裁者アポイント獲得支援サービスを手がけている、株式会社オンリーストーリー。同社は「強くて、良い会社、つよいい会社をつくる」という理想の会社像(フィロソフィー)とともに、「1人1人のONLY STORYを実現する」というビジョンを掲げる。その推進により2014年2月の創業以来、独自の組織改善・運営を続け、2020年度「働きがいのある会社」ランキング小規模部門の第7位に輝く。その要因について、人事担当の小林玲菜さんに話を伺った。
―御社の事業概要をお教えください。
当社は、決裁者マッチングプラットフォーム『ONLY STORY』と、決裁者アポイント獲得支援サービス『チラCEO』を運営しています。B to B企業の営業・販売においては、「決裁者に会えず、なかなか成約につながらない」という課題が付きもの。これに対し、『ONLY STORY』にログインし、ターゲット企業にダイレクトメッセージを送るマッチング機能や、当社のカスタマーサクセス担当がマッチングの仲介を手がけるコンシェルジュサービスを提供しています。
小林玲菜さん
―御社は「強くて、良い会社、つよいい会社をつくる」というフィロソフィーを掲げていると伺いました。“つよいい会社”とはどういった概念でしょうか?
まず“強い会社”とは、わかりやすい言い方をすると、資本主義社会のルールに則り、高い業績を上げる会社のことです。「本気」「厳しさ」「父性」といったキーワードがあてはまります。一方、“良い会社”とは、いわば信用主義に最適化された会社で、“応援密度(=応援者数×応援度合)”が高い会社というイメージです。「笑顔」「優しさ」「母性」といったキーワードがふさわしいですね。
会社には「強い会社を目指すべきだ」と主張する人も、「良い会社を目指すべき」と訴える人もいます。しかし、強いだけの会社は、極端に言えば顧客よりも自社の売り上げを優先するような事業運営をしてしまかもしれませんし、良いだけの会社では利益よりも顧客を第一に考え過ぎるがゆえに、存続が危ぶまれることもあるでしょう。
この2つの異なる要素を同時に追うことは、“二兎を追う”難易度の高いチャレンジかもしれません。ですが、だからこそ“理想”として追いかけようと、互いに尊重し合える形で融合すべく、境界線をなくした“つよいい会社”と表現しました。
―実際に“強さ”と“良さ”はどのようにバランスをとっているのでしょうか?
“つよいい”という言葉には、“方向性の修正”という役割があると考えています。会社として強さに寄りすぎていると感じたときは、社内イベントで親睦を深めるなどの取り組みを行っています。逆に良さに寄り過ぎていると感じたときは成長や奮起を促すような目標を決めたり、仕事の改善点を指摘し合うワークを行うといった施策を講じています。
―“つよいい会社”は、御社を牽引する重要なメッセージであることがわかりました。社外に向けて伝えたいメッセージはありますか?
そうですね。当社は、「強くて、良い会社、つよいい会社をつくる」というフィロソフィーのほかに、「1人1人のONLY STORYを実現する」というビジョンを掲げています。“ONLY STORY”とは、夢や目標のこと。このフィロソフィーとビジョンは相互に深く影響しあう関係です。“1人1人”とは、メンバーやメンバーの大切な人であり、お客さまの法人や個人でもあります。私たちは、社内外問わず、出会う皆様の夢や目標の実現を願っています。
>>>次ページにつづく
・“つよいい会社”を目指すことにした経緯
・理想の会社づくりの基軸としている考え方や施策
・選考方法について
・ほかに何か工夫していること
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