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成果を出すチームのつくり方/吉田幸弘

第7回「年上部下との信頼関係を築く」

社内コミュニケーションは、人の定着や生産性向上の土台となるものです。コミュニケーションの醸成や活性化させるための考え方や手法について解説します。(2020年10月22日)

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 雇用の流動化が進んだ今、年上部下を持つ年下のリーダーが増えてきました。年上部下は知識も経験も豊富なことから、チームにとって大きな戦力にもなる一方で、関係が悪くなると大きなマイナスにもなりかねません。実際、年上部下との関係があまり良好でなく、悩むリーダーも非常に多くいます。
 今回は年上部下との信頼関係を構築し、チームの戦力になってもらうにはどうしたらいいか、をお伝えしていきます。

 

 

 

 

頼られたがっている

 

 そもそもリーダーと部下は役割が違うだけであって、「上下関係」ではありません。リーダーは業務命令を出さなくてはならない場合もありますが、部下とは基本的にはパートナーという関係です。ですから、大きな戦力になってもらうためにも、年上部下には意見を出してもらいましょう。「チームのために、遠慮しないで意見を言ってください」と、単刀直入に伝えます。

 

 年上部下は居場所がなく、認められたがっています。リーダーから頼ることで、承認欲求を満たし、チームのために動いてくれるようになります。年上部下を敬遠するリーダーもいますが、きちんと向き合ってコミュニケーションをとることで、むしろ大きな戦力になってもらえます。

 

 

反発される原因

 

 年上部下は年下のリーダーに対して、自分の存在がないがしろにされるのではないか、という不安を感じています。その一方で、リーダーもやりにくいだろうな、と分かっています。でも、自分の居場所を確保したい思いから、反発して屁理屈のような意見を言ったりします。本当は何か貢献したいと思っているのに、素直になれないのです。

 

 反発してくる年上部下は内心は不安で、虚勢を張っているだけのことが多いのです。どんどん頼って、居場所を確保してあげるのが一番の解決策です。

 

 

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●文/吉田幸弘(よしだ ゆきひろ)
コミュニケーションデザイナー・人財育成コンサルタント・上司向けコーチ。
経営者・中間管理職の方向けに人材育成、チームビルディング、売上げ改善の方法をコーチングの手法を使ってコンサルティング活動を行なっている。16年間のBtoB営業で2万人への対面プレゼン経験および11年間の管理職経験で累計100人の部下を育成した経験をもとに「営業力アップセミナー」「褒め方・叱り方・伝え方をベースにしたコミュニケーションセミナー」「モチベーションアップセミナー」も開催。著書に『仕事が早く終わる人、終わらない人の習慣』(あさ出版)、『部下に9割任せる!』(フォレスト出版)、『リーダーの「やってはいけない」』(PHP研究所)など多数。
http://yukihiro-yoshida.com/

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