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マチガイだらけの社員教育

コロナ禍でリアル店舗が生き残るには?

社員教育を行うときに考えておきたいことや注意したいこと、心に留めておきたいことなどをお伝えします。(2021年8月26日)

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 上記は、研修終了後に行ったアンケートの回答を意訳したものです。郊外で日用雑貨などを扱う小売チェーンA社で行った店長研修で、テーマはコロナ禍での販促です。

 

 新型コロナウイルスは私たちの生活を一変させました。企業ではリモートワークが普及し、オンラインでの商談や接客も珍しいものではなくなりました。また、家で過ごす時間が増えたため、動画配信サービスやオンラインショッピングの需要が高まりました。今までの常識は通じず、店舗の現場では、これまでとは違った対応が求められています。

 

 

衛生管理対策で大切なこと

 

 研修では、調査会社がお客さまを対象に行ったアンケートの結果を参考にしながら、来店時に不安に感じたことを紹介しました。以下、自由意見の意訳です。

 

・個別包装されていない商品は、いろんな人が手に取る。直接手が触れることに少し不安を感じた

 

・レジの担当者で、ゴム手袋をしている人と素手の人がいた

 

・店内で客同士の距離が近くなってしまう場所があり、不安を感じた

 

 衛生管理に対する不安は個人の感じ方によるところもありますが、ルールとして一貫性を持たせることが大切ではないでしょうか。スタッフによって対応にばらつきがあると、お客さまに不安を与えることにもなりかねません。

 

 


 

 

本部から「前年のデータは捨てろ」という指示が…

 

 コロナ禍の状況は誰もが経験したことがなく、今も現在進行形で続いています。これまでとはまったく環境が違うので、前年を踏まえて販売計画を立てることは意味を成さないと言えます。

 

 そのことについて、担当講師が自分の経験を交えたエピソードを披露しました。以前、講師がある大手コンビニチェーンで働いていたとき、売上が大幅にダウンしたときがあったそうです。売上アップのため、前年に成功したキャンペーンを行ったそうですが、何をしてもうまくいきませんでした。そのとき、本部から「過去のデータを捨てろ」との指示があったそうです。

 

 講師は本部の指示に戸惑ったそうですが、前年と比較することをやめ、現状を適した施策に取り組んだ結果、売上はアップしたと言います。そのとき過去のデータよりも、目の前のお客さんを観察することの大切さを実感したそうです。

 

 

>>>次ページにつづく

 


【談】柴田瑛一(しばた えいいち)
株式会社アイデム 東日本事業本部 キャリア開発支援チーム/教育・研修企画担当

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