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しごとごはん/中野ヤスコ(管理栄養士・調理師)

猛暑が続いて食欲不振…夏バテ防止の食事

働く人の体やメンタルの不調を改善したり、健康を維持するための食事やレシピなどを紹介します。(2021年8月31日)

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 暑い日が続くと、冷たいものを摂りすぎたり、そうめんなどの簡単な食事で済ませたりしがち。たんぱく質やビタミン、ミネラルの不足を招き、夏バテの原因になります。疲れが取れない、だるい、目覚めが悪い、食欲がない…こうした症状は、大量の汗をかくことなどによってビタミンやミネラルが不足するとさらに加速します。ビタミンやミネラルが失われると、神経や筋肉の機能が低下し、心身ともに疲れやすくなります。

 

 夏バテは、秋からの体調不良につながります。夏バテ防止に重要なのは、炭水化物中心ではなく、栄養バランスを意識した食事を心がけることが何よりも大切です。

 

 

 

 

無理に食べるのは厳禁

 

 疲れ気味だからスタミナをつけようとして、食欲がないのに無理にたくさん食べるのは禁物。大切なのは、体力維持に役立つ食材を効率よく摂り、栄養を補うことです。

 

 まず、必ず摂りたいのが良質なたんぱく質と、食べたものをエネルギーに変える働きをするビタミンB群です。例えば、豚肉やうなぎ、豆類、レバー、にんにく、鶏肉、雑穀米、胚芽米ごはん、卵がオススメです。

 

 オクラや山芋、モロヘイヤといったネバネバした野菜や、ゴーヤのような苦味のある野菜も有効です。オクラなどのネバネバ成分は、主に「ムチン」といい、胃粘膜を保護して、たんぱく質などの栄養素の消化吸収を助ける効果があります。

 

 ーヤの苦味のもとは「モモルデシン」という成分で、胃腸の粘膜保護や食欲増進作用があります。夏の暑さは心臓にも大きな負担をかけますが、東洋医学ではゴーヤの苦み成分は心臓の働きを助け、血の巡りをよくする作用があり、精神を安定させると言われています。

 

 

>>>次ページにつづく(【簡単レシピ】ゴーヤの豚キムチ炒め)

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につづく



●文/中野ヤスコ
管理栄養士・調理師、公認スポーツ栄養士、NR・サプリメントアドバイザー(日本臨床栄養協会)、株式会社食の学び舎くるみ代表取締役
東京家政大学家政学部栄養学科管理栄養士専攻卒。食品会社、特養老人ホーム勤務などを経て、2008年フリーランスの管理栄養士として独立。ジュニアからトップアスリートの栄養サポート、料理教室の企画運営、メニュー開発、調理指導、講演、執筆など、食に関わるさまざまな活動を行っている。静岡県藤枝市内で健康食堂「くるみキッチンプラス+」を運営。
https://www.shokunomanabiya-kurumi.com/profiles/

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