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おさえておきたい人事労務トレンド/飯塚知世

第1回「HRテックとは何か?」

人事労務に関わる業務で、知っておきたいトレンドやこれから注目されることなどについて解説します。(2022年4月19日)

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人事労務とは?

 

 人事労務の業務には、具体的にどのようなものがあるでしょうか。
 人事は採用、配置、人材育成、評価制度などがあげられます。労務は入社退社の手続き、給与計算、勤怠管理、就業規則の作成・改定、健康診断の実施など、労働基準法をはじめとした法令にのっとった業務があげられます。

 

 小規模な企業では、経営者や1人の担当者が人事労務や総務、経理などバックオフィス業務全般を担っているというケースがよくあります。筆者は社会保険労務士としてさまざまなご相談を受ける中で、経営者や担当者から以下のようなお悩みをお聞きします。

 

・従業員情報を紙とエクセルでバラバラに管理しているため、最新情報がパッと出てこない
・タイムカードからの勤怠集計に時間がかかり、計算完了が給与振込日ギリギリになってしまった
・忙しいことを理由に、法改正への対応がおろそかになってしまった
・担当者以外は手続きの進捗状況が分からないため、業務が属人化している
・担当者の業務負荷が高まることで、突然の退職につながってしまった…

 

 これらのお悩みはHRテックと呼ばれるシステムを活用することで、大幅に業務を効率化させることができます。

 

 

 

 

HRテックとは?

 

 HRテックとは造語で、HR(Human Resourceの頭文字)が「人材」や「人的資源」、テックがテクノロジーを意味しています。ビッグデータ、AI、クラウドといった最先端テクノロジーを活用し、人事労務業務を効率化するシステムやアプリケーションの総称です。

 

 これまでもインストール型の給与計算ソフトや社会保険・労働保険の手続きソフトはありましたが、HRテックは主にクラウド型のサービスです。インストール型のソフトと比べて、クラウド型は初期費用が抑えられたり、月額数百円から利用できたり、機能のアップデートや常に新しいバージョンが使えるといったメリットがあります。

 

 また、インストール型のソフトの多くが専門知識を持つ人事労務担当者向けであったのに対し、HRテックは人事労務担当者だけではなく、専門知識を持たない従業員も使いやすいデザインや操作性となっているのも特徴です。 

 

 

>>>次ページにつづく

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につづく

 


●文/飯塚知世(いいづか ともよ)
社会保険労務士、スピカ社会保険労務士事務所代表
大学卒業後、音楽制作会社にてアーティストマネジメント、バックオフィス業務全般に従事する。2014年社労士資格取得、2017年スピカ社会保険労務士事務所を設立。HRテクノロジーの導入支援や職場のダイバーシティ推進に力を入れ、すべての人が自分らしく働ける会社作りをサポートしている。特技はヨーヨー。大学在学中からプロのパフォーマーとして活動し、メディア出演なども行う。2020年、2021年全日本ヨーヨー選手権大会女性部門優勝。
ホームページ: https://www.spica-sr.jp/
ツイッター: https://twitter.com/zentoyoyomama

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