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人材育成のツボ

“発想力”はどこからくるか?

アイデム人と仕事研究所の研修部門の所員が、日々の業務やお客さまとの対話から感じたことなどをつづります。

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 研修のプランニングには、高度な発想力が要求されます。
 プランニングの目的は、お客様のニーズに応えるという点にあるのですが、お客様のニーズは多種多様、さらにお客様自体も千差万別です。この多様化したお客様のニーズに対して真の問題解決をするには、高いレベルの想像力と創造力が求められます。この「想像(imagination)」と「創造(creativity)」こそが、発想力の源流だと私は考えます。


 お客様のニーズに応えるためには、そのニーズをしっかりと把握することが第一です。ヒアリング力が要求されるわけです。お客様の訴えている問題点、課題、要求はどこにあるのかをしっかり聞き取れなければ、よいソリューションは提案できません。慎重で、丁寧な聞き取りが求められます。その際、私が、第一に意識しているのは、このお客様のおっしゃるニーズ(求めていること)は本当に正しいのかどうかを探ることです。


「商品の企画力を高めるための能力開発に必要な教育を行いたい。」
「顧客が求める商品を開発するためにはマーケティングの知識が不可欠。だから基本的なマーケティング知識をまず習得させたい。」
「わが社の将来を担う若手社員の能力アップを図りたい」とお客様は、ニーズを語ります。


 時には、セミナーパンフレットを指さされ、「このセミナーをわが社で実施したい」といったご要望まであり、本当にさまざまです。
 その声を鵜呑みにし、「企画力アップセミナー」「マーケティング基礎知識」「若手の能力開発セミナー」を企画するのは、さほど難しいことではありません。しかし、そのセミナーが、お客様によい結果をもたらすかどうかは“?(クエスチョン)”です。
お客様企業に真のソリューションをご提供するには、注意深いヒアリング力と同時に研修プランナーの発想力、即ち「想像」し、「創造」する力が、求められます。


「“企画力”とおっしゃっているが、必要なほかの能力は備わっているのだろうか。」
「マーケティング習得も大事だが、自社のことはきちんと理解しているのだろうか。」
「若手社員の能力アップを助成する中堅、ベテラン社員はどうなのだろうか」などなど。いろいろと発想しながらヒアリングを進めます。


>>>次ページに続く

 

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●文/吉野秀一(よしの しゅういち)
アイデム人と仕事研究所 研修プランナー。
法人向け営業担当、学習塾経営、河合塾国際教育センター常勤講師(中華民国対外貿易発展協会に出向。対日貿易人材養成を担当)を経て現在、アイデム人と仕事研究所にて就職セミナー、キャリアカウンセリング、新入社員研修などの講師、また多くの企業の人事担当者と面談し、採用と育成についての企画・提案を担当。採用側、求職者側両者の視点での面接と採用に関する講演も数多い。

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