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アイデムオリジナル調査

定着のカギは、自社をよく知ってもらうこと

パートタイマー白書や学生を対象にした就職活動に関する意識調査など、当研究所が独自で行っている調査から見えてくることを考察します。

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選考を受けなかった理由

 

 採用活動において、選考方法に頭を悩ませている企業は多いと思います。中でも新卒採用活動は、さまざまな制約の中で行わなければならないので大変です。企業は学生をさまざまな角度から見ることが大切ですが、同じくらい大事にしたいのが、学生に自社を知ってもらうことです。

 

 なぜなら、選考を受けるのも受けないのも、内定を承諾するのも辞退するのも、学生本人の意思であり、企業がコントロールすることはできないからです。自社のことをきちんと知ってもらった上で判断されれば、どのような結果になっても納得できると思います。しかし、意図したことと違った解釈で判断されるのはさけたいところです。

 

 学生の立場になって、考えてみましょう。弊社が、就職活動中の学生を対象に実施したアンケート調査をご紹介したいと思います。2017年3月卒業予定の学生を対象に、4月1日時点の状況を聞いたものです。「会社説明会には参加したものの、その企業を受けなかった理由」を聞いた調査です(図1)。

 

 

図1:会社説明会には参加したものの、その企業の選考を受けなかった理由

 

 

※出典:2017年3月卒業予定者の就職活動に関する学生調査(2016年4月1日状況)

 

 最多は「自分が思っていた仕事とは違いそうだったから」で48.9%、次いで「その企業と雰囲気が合わなそうだったから」47.5%となっています。

 

 ここから読み取れるのは、仕事内容や社風を学生に伝えることの重要性です。正確に伝えることができなければ、内容を誤解した学生がエントリーをやめてしまったり、入社後に実態とのギャップを感じて退職してしまう可能性があるからです。

 

 

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●文/三宅航太
アイデム人と仕事研究所 研究員。大学卒業後、出版社の営業・編集、編集プロダクション勤務を経て、2004年に株式会社アイデム入社。同社がWEBで発信するビジネスやマネジメントなどに役立つ情報記事の編集業務に従事する。人事労務関連ニュースなどの記事作成や数多くの企業ならびに働く人を取材。

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