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■会社概要
ホームページ: http://www.bitecglobal.jp/
株式会社バイテック・グローバル・ジャパンは、“入れ歯をアタリマエに”という企業理念を掲げる、世界でもまれな“入れ歯専門企業”だ。
利用者の口にジャストフィットする入れ歯をつくるのは、簡単ではない。「痛い」「かめない」「外れやすい」という悩みを抱えている利用者は非常に多いという。そこで、同社が独自開発したのが、生体用シリコーンで入れ歯と歯ぐき部分をコーティングする特殊加工技術「コンフォート」である(日米で特許取得)。コンフォートが入れ歯と歯ぐきの間でクッションの役割となり、歯ぐきを保護し、痛みを軽減するのだ。
コンフォートは全国約8,000の歯科医院を通じて提供されている。こうした専門技術をコアに事業を運営している同社は、設立後10年ほどは中途採用で必要な機能を有する人材をそろえてきた。そして、2014年度から新卒採用にシフトする。背景には、企業理念や価値観の共有、一体感の醸成といった課題があった。さまざまな打ち手により、課題解決に取り組んできた代表取締役社長の鷲巣祐介さんに話を伺った。
―まず、現状の組織の状況についてお教えください。
2016年8月現在の従業員数は55名で、うち10名ほどがパート社員です。職種としては、歯科技工士や歯科医、歯科衛生士といった専門職と、営業や管理、企画といった総合職があります。規模の割に多様な職種構成といえると思います。
代表取締役社長 鷲巣祐介さん
―人材採用は、どんな方法で行ってきましたか?
2004年2月の会社設立後は、やはり即戦力が必要でしたので、不足している機能を整える形で中途採用を続けていきました。しかし、中途採用者の集団であると、会社運営にとって最重要である企業理念や価値観に対する温度差があり、一体感が醸成しにくいという悩みがありました。
そこで、前職時代の人事に詳しい先輩に相談したところ、「だまされたと思って新卒を採用せよ」とアドバイスされたのです。さっそく着手し、2015年度に3名、16年度は6名採用しました。17年度は4名の予定です。
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