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働く個人にこれまでのキャリアや仕事観を聞き、企業が人を雇用する上で考えなければならないことを探ります。
小峰ゆう子さん(仮名・25歳)が新卒で入社したIT企業は、昔ながらの体育会系の会社だった。
「ソフトウェア関連の会社で、私は営業部に配属されました。研修初日からいきなり飛び込み営業50件を命じられたのですが、ソフトの販売ではないのです。中古のコンピュータを一般家庭から買い取って来いと言われ、なんと電話帳を片手にアポ取りを始めたのです。『B to B』の会社なのに、《これが営業の基礎》だとか言って、いきなり個人宅への訪問です。このご時世にあり得ないと思いましたが、第1志望の会社でしたし、とりあえず続けました。ちなみにうちの会社、メディアにもたびたび露出していた時期があったので、そのギャップにも戸惑いました」
小峰さんは一流大学の出身だ。留学経験もあり、英語も堪能。これからの時代はITと英語だと思い、海外展開も視野に入れている成長著しいこの会社に正社員として入社した。
「近年は一流大卒しか採用されませんが、創業期のメンバーの中には、学歴も職歴も問われずに入社した方もいます。その方たちのノリなのか、昔ながらの営業手法と体育会系の雰囲気があります。飲み会で若手の男性はイッキや一発芸をやらされますし、女子に対しても平気で酒をつげという人もいますから…」
そんな中でも小峰さんは結果を出した。先輩との同行営業でもクライアントからの覚えがよく、すぐに1人で担当を任され、およそ1年半で前任者の対前年当月比の成績をコンスタントに上回るようになった。
やがて、プロジェクトチームの一員となり、プランニングを任されるようにもなる。英語ができることから、海外プロジェクトの候補メンバーにも名を連ねるようになった。だが、創業メンバーのパワハラやセクハラは常態化しており、「おい」や「おまえ」と声をかけてくる数人の先輩たちに対する嫌悪感と不信感は日増しに強くなっていた。同期入社の30人も2年後には10人以下になっていた。
それでも小峰さんが踏みとどまっていたのは、辞めるなら相応の結果を出してから、という思いがあったからだ。こうして目に見える結果が出るようになってきた3年目に、退職を決意する決定的な事件が起きた。
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