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皆さま、毎日の業務お疲れさまです! 店舗の「困った」にすべてお答えする、店長養成道場・道場主の植竹剛です。今回で最終回になります「アルバイト不足を解消するための改善策」のテーマは『店長の素養』についてです。
素養とはいったい何でしょうか。早速辞書検索をしてみました。
・普段の練習や学習によって身につけた技能や知識。たしなみ。「絵の素養がある」(goo辞書)
・普段から心がけて身につけた知識・教養。たしなみ。「音楽の素養がある」(コトバンク)
共通して書いてあるのが「普段から」ですね。
つまり、通常時に「店長はどのような言動をとっているのか」が、大切なポイントになります。チェックポイントを列記します。
・社員やアルバイトに「上から目線」で接していないか?
・社員やアルバイトが失敗したとき、原因を突き止めることなく、単純に責めていないか?
・スタッフが問題を起こしたとき、店長自らの見解を述べずに「では、どうするんだ?」というような、教育とクイズとをはき違えた言動をしていないか?
・「褒める量<叱る量」になっていないか?
・社員やアルバイトには強要し、自分ができていないことはないか?
・店長自ら決めたルールを店長が真っ先に破っていないか?
・店長自ら、礼を正し、時を守り、場を清めることを実践できているか?
・店長への相談件数が月10件を上回っているか?
・店長への報告が1日に0の日はないか?
・店長が休憩室に入ると、スタッフ同士の会話が途切れ、スマホチェックになることはないか?
というように、チェックできるシーンは無数といってもよいでしょう。
では、すでにこのような状況になっている環境をどのように改善すべきでしょうか。私が27年前に勤めたアルバイト先は店長自らが派閥をつくり、すさまじいほどのひいきがある店舗でした。
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●文/植竹剛(うえたけ つよし)
1971年生。株式会社チームのちから代表取締役。大学卒業後、株式会社ロッテリア入社。店長経験を経て、チェーンストア化を目指す企業にヘッドハンティングされて転職。その後、数社で店舗運営に関するさまざまなノウハウを学び、2012年、組織における人の問題の解決支援を行う株式会社チームのちからを設立。これまで直接関わったアルバイト採用はのべ2万人、店長経験は11店舗に及ぶ。著書に『「できる店長」と「ダメ店長」の習慣』(明日香出版社)、『落ちこぼれスタッフから最強のチームを作る極意 店長養成道場』(日経BP社)がある。
オフィシャルブログ: http://team-chikara.com/blog/
店長養成道場: http://tenchoyouseidojo.com/
バイトテロ対策: http://www.baitoterro.com/
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