「人材の活用」「従業員の教育」「人事制度」等について、事例満載の記事や専門知識が深まるコラム等を展開。自社の活性化や雇用管理のヒントに!
ヒトがあつまる職場/田中和彦
事例で考える困ったときのマネジメント対応/山田真由子
デキル人が辞めない15分マネジメント術/岡本文宏
怒りを笑いに変える!クレーム対応/谷厚志
介護現場で2年間退職者ゼロを実現した定着ポイント/森崎のりまさ
判例に学ぶ労使トラブルの処方箋/岡正俊
時事トピックス
人事労務関連ワード辞典
マンガ・ワーママ人事課長キノコさん
ココロの座標/河田俊男
【企業に聞く】人が活きる組織
労働ニュースに思うこと
人材育成のツボ
シゴトの風景
「平均時給 の検索」「時給の平均や動向」等について、データを作成。労働市場の現状が分かります。
*一部記事の閲覧および機能をご利用いただくには、会員登録(無料)が必要です。会員登録はこちらアイデム人と仕事研究所では、「ビジネスマナーのブラッシュアップ」「新入社員の戦力化」「職種別・階層別の知識・スキルアップ」等につながるセミナーを開催しています。
アイデム人と仕事研究所の研修部門の所員が、日々の業務やお客さまとの対話から感じたことなどをつづります。
日頃、仕事をする中で「笑顔」がとても大切であることは、ほとんどの人が感じていることかと思います。顧客に与える印象を良くするだけでなく、職場環境にも「笑顔」は非常に大きな力を発揮するからです。笑顔が溢れる職場であればあるほど、人間関係、報連相、顧客対応、そして健康などにおいてプラス効果が生まれます。
しかしながら、いざ実際にそれを実現しようと思っても、案外難しいのではないでしょうか。その難しさと重要性から「笑い(ユーモア)」を職場環境の改善や、人材育成のための施策として導入する企業や自治体が増えてきました。
今回は「笑い」について長年研究されている、日本笑い学会理事であり、健康笑い塾主宰の中井宏次氏に実施いただいたユーモア講座や同氏の著書「顔が笑う こころが笑う 脳が笑う」を通じて、「笑顔」が溢れる職場にするための手がかりをご紹介したいと思います。
その1「顔が笑う」〜顔のコンディションを整える〜
まず、手始めに笑顔をつくる練習から始めてみます。普段からあまり笑っていない人は、笑っているつもりでも、どこかぎこちない、ひきつった表情になっていることがあります。顔の表情筋が固くなってしまっている場合によくありますが、まずは顔の筋肉をやわらかくするトレーニングが必要です。口角をあげたり、ほっぺたを左右交互に膨らませるなどして、表情筋をほぐす体操を行います。
これらは、本来の笑顔が無理なく出るようにするためのトレーニングです。しかし、つくり笑顔ばかりでは長続きしません。中井氏は毎朝、鏡に写った自分の笑顔をみながら、自分自身にほめ言葉やねぎらいの言葉をかけることをおすすめされています。プラスの言葉を耳にすることで、幸せ感が増し、自然と表情筋が和らぎ、いい顔になるからです。
その2「こころが笑う」〜こころのコンディションを整える〜
笑顔が自然と出てくるためには「こころ」のコンディションづくりが大切です。毎日忙しくて感受性が鈍くなり、笑えない心の状態になっていることにさえ、気づけていない方も多いと思います。
そんな時は、あえて自然に触れ、季節を味わい、文化や芸能に親しむゆとりを持つことも大切です。次第に感性が豊かになり、「こころ」のコンディションがいい状態に整ってきます。
さらにおすすめなのがユーモア講座で行うハイタッチのワークです。研修では、参加者ができるだけ多くのメンバーとハイタッチをします。最初は照れ臭ささもあって遠慮がちになっていますが、次第に笑顔が連鎖し、ワークが終わるころには会場全体が大いに盛り上がっていました。ユーモア講座を実施いただいた企業の責任者の方からは、会社の中でハイタッチがブームになり、スタッフのテンションもあがっているとの喜びのメッセージを後日いただきました。
>>>次ページに続く
※次ページ以降の閲覧には、会員登録(無料)が必要です
<会員サービスのご案内はコチラ>
●文/伊藤雅彦(いとう まさひこ)
大学卒業後、商社に入社。中国の北京駐在員としてODA案件、自動車部品の合弁案件等に従事、帰国後は米国向けのOEMビジネスを担当。その後、独立して学習塾兼パソコン教室を経営。現在はアイデム人と仕事研究所にて企業向けにセミナーのご案内や研修の企画提案を行っている。モットーは「自利利他」。お客様の人財育成に関するお悩みや課題に耳を傾け、企業力アップに繋がるお役立ちが出来ることを喜びとしている。
その他のコラム記事を見る
ココロの座標/河田俊男
事例で考える困ったときのマネジメント対応/山田真由子
人材育成のツボ