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マネジメント悩み相談室/田中和彦

第46回「やる気のない部下に火をつけることこそ上司の役割」

マネジメントに関する悩みについての解決策を示したり、対処法などを解説します。(2020年1月23日)

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■相談
自分の部署の3年目の男性社員のことで悩んでいます。営業職なのですが、まったくやる気が見られず、売上もなんとか最終の達成率で50%に手が届くかどうかというレベルです。「もっと気合いを出して売ってこい!」と尻をたたくものの、のれんに腕押しという感じで、反応が薄いのです。
こういう人材をどうして採用したのか、まったく理解できず、人事部に対してほかの部署に異動させてほしいと願い出たのですが、「育てるのも上司の仕事」と取り合ってもらえませんでした。一体どうしたらいいのでしょうか?





■回答==========

 私が回答しなくても、あなたの相談の中に答えはもう出ていますね。
 人事部があなたに言った「育てるのも上司の仕事」。そのひと言に尽きます。
 部下がやる気がないということを、あなたはその部下の責任にしていますが、実はそうなっている今の状態こそがあなた自身の責任なのです。

 人材には以下のタイプがあるといわれます。
・「自燃タイプ」(何もしなくても自ら燃えてくれる人材のことです)
・「可燃タイプ」(何かのきっかけで燃えてくれる人材ですね)
・「難燃タイプ」(辛抱強く関わることで燃えてくれる人材も必ずいます)

 あなたは、部下のことを「不燃タイプ」だと主張しているようにお見受けしますが、実は何をしても燃えない人材など、本来はいないのです。

 感覚的には、「自燃タイプ」は組織の中ではだいたい10%くらいでしょうか。すでにお伝えしましたが、私は人材コンサルタントの立場からも、「不燃タイプ」はゼロだと信じています。つまり、あとの90%は「可燃タイプ」か「難燃タイプ」なのです。
 そして、この「可燃タイプ」と「難燃タイプ」こそが、マネジメントの力によって、火をつけることが可能な人たちなのです。
 言葉を換えると、部下に火がついていないのだとしたら、その責任は上司にあるということです。

 あなたは、部下のことを「まったくやる気が見られない」と言っていますが、売上目標の50%の達成が見込まれているというのに、本当にまったくやる気がないのでしょうか?
 やる気がゼロの人なら、売上はゼロのはずです。

 そもそもあなたは売上を50%上げている部下に対して、感謝の気持ちのかけらも持っていない気がします。
 あなたが「自分は上司である」と胸を張れる最低条件は、「部下がいてくれる」ということです。今は会社という組織の中で、あなたは会社から部下を与えられているわけですが、仮に今が縄文時代だとして、あなたの部下はあなたについてきてくれますか?
 振り返ってみたら、誰もいなかったということになりはしないですか?


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●文/田中和彦(たなか かずひこ)
株式会社プラネットファイブ代表取締役、人材コンサルタント/コンテンツプロデューサー。1958年、大分県生まれ。一橋大学社会学部卒業後、人材サービス関連企業に入社し、情報誌の編集長を歴任。その後、映画配給会社のプロデューサー、出版社代表取締役を経て、現在は、「企業の人材採用・教育研修・組織活性」などをテーマに、“今までに2万人以上の面接を行ってきた”人材コンサルタント兼コンテンツプロデューサーとして活躍中。新入社員研修、キャリアデザイン研修、管理職研修などの講師や講演は、年間100回以上。著書に、『課長の時間術』『課長の会話術』(日本実業出版社)、『あたりまえだけどなかなかできない42歳からのルール』(明日香出版社)、『時間に追われない39歳からの仕事術』(PHP文庫)、『仕事で眠れぬ夜に勇気をくれた言葉』(WAVE出版)など多数。
連絡先:info@planet-5.com
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