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感情をコントロールする方法/笠原彰

第13回「野村克也監督の語録を活用する(2)」

メンタルトレーニングの考え方をベースに、ビジネスシーンで沸き起こるさまざまな感情との向き合い方を解説します。(2020年4月9日)

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 今回は、野村監督語録5つのキーワード「プロセス、根拠、他者志向、ライフスキル、恥」(図1)から、根拠について、紹介したいと思います。

 

■図1.5つのキーワード

 

 

2.根拠

 

<野村監督語録>
・捕手に配球の根拠を聞いたときに、「なんとなく……」「いや、直感です」等と答えた日には、こっぴどく叱った。たとえその配球がズバリ決まったとしても、根拠なき選択は次に活かせないからな。

 

・「なぜ」「なぜ」と自らのミスをしつこいくらいに振り返る。

 

・言葉の力は強い。「根拠は?」「〜とは何か?」と言い続けるうちに必ず思考が変わり、行動が変わり、自分自身を必ず向上させていくはずだ。

 

 あらゆる運動全般に言えることですが、ヒトが同じような運動を繰り返すことによって、脳は効率よく働くようになります(秋山 他,2003)。運動は自動化されて、スムーズになり、身体が勝手に動くように感じます。直感に近い感覚です。試合では、自動化は必要不可欠です。しかし自動化に慣れてしまい、普段から「なんとなく」とか「直感」だと、以下のような問題点が出てきます(表1)。

 

 

■表1.自動化の問題点

 

 

 

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●文/笠原彰(かさはら あきら)
作新学院大学教授、メンタルトレーニングラボ代表、栃木県体育協会スポーツ医科学委員会委員
日本体育大学大学院修了。プロアスリートや中高生チームへの指導など、メンタルトレーニングに関する豊富な実績を持つ。近年はスポーツ分野にとどまらず、一般企業のビジネスパーソンのメンタルスキルトレーニングや講演活動も行っている。著書に『誰でもできる 最新スポーツメンタルトレーニング』(学研プラス)、『気持ちの片づけ術』(サンクチュアリ出版)、『ゴルフのメンタルテクニック エビデンスに基づく 50のドリル』(ゴマブックス)。
http://mt-labo.sakura.ne.jp/

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