「人材の活用」「従業員の教育」「人事制度」等について、事例満載の記事や専門知識が深まるコラム等を展開。自社の活性化や雇用管理のヒントに!
ヒトが辞めない会社の採用活動
応募者を見極める選考基準の新常識/奥山典昭
介護現場で2年間退職者ゼロを実現した定着ポイント/森崎のりまさ
現場を困らせる問題スタッフ対処法/岡本文宏
判例に学ぶ労使トラブルの処方箋/岡正俊
時事トピックス
マネジャーの仕事〜チームが機能するヒント〜/田中和彦
人事労務関連ワード辞典
マンガ・ワーママ人事課長キノコさん
ココロの座標/河田俊男
【企業に聞く】人が活きる組織
労働ニュースに思うこと
人材育成のツボ
シゴトの風景
「平均時給 の検索」「時給の平均や動向」等について、データを作成。労働市場の現状が分かります。
*一部記事の閲覧および機能をご利用いただくには、会員登録(無料)が必要です。会員登録はこちらアイデム人と仕事研究所では、「ビジネスマナーのブラッシュアップ」「新入社員の戦力化」「職種別・階層別の知識・スキルアップ」等につながるセミナーを開催しています。
メンタルトレーニングの考え方をベースに、ビジネスシーンで沸き起こるさまざまな感情との向き合い方を解説します。(2020年4月9日)
今回は、野村監督語録5つのキーワード「プロセス、根拠、他者志向、ライフスキル、恥」(図1)から、根拠について、紹介したいと思います。
■図1.5つのキーワード
2.根拠
<野村監督語録>
・捕手に配球の根拠を聞いたときに、「なんとなく……」「いや、直感です」等と答えた日には、こっぴどく叱った。たとえその配球がズバリ決まったとしても、根拠なき選択は次に活かせないからな。
・「なぜ」「なぜ」と自らのミスをしつこいくらいに振り返る。
・言葉の力は強い。「根拠は?」「〜とは何か?」と言い続けるうちに必ず思考が変わり、行動が変わり、自分自身を必ず向上させていくはずだ。
あらゆる運動全般に言えることですが、ヒトが同じような運動を繰り返すことによって、脳は効率よく働くようになります(秋山 他,2003)。運動は自動化されて、スムーズになり、身体が勝手に動くように感じます。直感に近い感覚です。試合では、自動化は必要不可欠です。しかし自動化に慣れてしまい、普段から「なんとなく」とか「直感」だと、以下のような問題点が出てきます(表1)。
■表1.自動化の問題点
>>>次ページにつづく
※次ページ以降の閲覧には、会員登録(無料)が必要です
<会員サービスのご案内はコチラ>
●文/笠原彰(かさはら あきら)
作新学院大学教授、メンタルトレーニングラボ代表、栃木県体育協会スポーツ医科学委員会委員
日本体育大学大学院修了。プロアスリートや中高生チームへの指導など、メンタルトレーニングに関する豊富な実績を持つ。近年はスポーツ分野にとどまらず、一般企業のビジネスパーソンのメンタルスキルトレーニングや講演活動も行っている。著書に『誰でもできる 最新スポーツメンタルトレーニング』(学研プラス)、『気持ちの片づけ術』(サンクチュアリ出版)、『ゴルフのメンタルテクニック エビデンスに基づく 50のドリル』(ゴマブックス)。
http://mt-labo.sakura.ne.jp/
その他のコラム記事を見る
労働ニュースに思うこと
応募者を見極める選考基準の新常識/奥山典昭
現場を困らせる問題スタッフ対処法/岡本文宏