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労働ニュースに思うこと

誰かの靴を履いてみるということ

個人の働き方や企業の人事労務、行政の労働施策など、労働に関するニュースを取り上げ、課題の解説や考察、所感などをつづります。(2020年4月30日)

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1966年のヒット曲

 

 先日、全世界に向けて新型コロナウイルスとの闘いを支援するグローバル・ストリーミング・コンサート番組『OneWorld:Together at Home』(主催:非営利団体Global Citizen、世界保健機関)が放送・配信されました。発起人のレディ・ガガを始め、エルトン・ジョン、ポール・マッカートニーなど、世界の名だたるミュージシャンたちが自宅でパフォーマンスを披露し、日本でも地上波やCS/BSなどで放送されました。

 

 番組の中で印象に残ったのがアメリカのシンガーソングライター、ビリー・アイリッシュが歌った1966年のヒット曲『Sunny』です。現在18歳の彼女はデビュー・アルバムが世界20カ国以上で1位に輝いた、世界で最も人気のあるミュージシャンの1人です。パフォーマンスにあたり、彼女は「この曲を聞くと温かくて素敵な気分になれる。みんなにもそんな気持ちになってほしい」と前置きしてから、兄のフィネアスが弾くピアノに合わせ、独特のささやくようなヴォーカルで歌い上げました。

 

 

 

 

 『Sunny』を書いたのはアメリカのソウルシンガー、ボビー・ヘブです。強盗事件に巻き込まれて兄を失ったヘブが憔悴し、悲嘆にくれる中で作ったと言われ、「絶望的だった人生をある人に救われ、その愛を伝える」ということが歌われています。曲のタイトルで、冒頭から呼びかけるように歌われる『Sunny』は、太陽のようにあたたかく、優しかった兄のことを指していると読み取ることもできます。

 『Sunny』はカバーが多いことでも知られ、日本では鈴木雅之、奥田民生、小野リサ、海外ではジェームズ・ブラウン、スティービー・ワンダー、ジャミロクワイなどが名を連ねています。

 

 

イギリスの中学校で行われている授業

 

 誰かのことを思うというのは、歌のモチーフの1つです。有名なところでは、ビートルズの「Hey Jude」はジョン・レノンの息子ジュリアンを励ますためにポール・マッカートニーが作ったと言われています。
 それに関連して、思い出したことがあります。昨年刊行され、注目を集めた『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(ブレイディみかこ著/新潮社)という本があります。本書は『Yahoo!ニュース本屋大賞2019ノンフィクション本大賞』『毎日出版文化賞特別賞』『八重洲本大賞』をはじめ、数多くの賞を受賞しており、ノンフィクションとしては異例のベストセラーとなっています

 

 イギリスに住む著者が公立中学に通う息子の日常を描いたものですが、その学校にはさまざまな人種や家庭の子供たちが集まっており、差別や格差、社会の分断などの世界共通の問題を考えるきっかけを与えてくれます。
 本書で、イギリスの中学校で行われている授業のことが紹介されています。「シティズンシップ教育」というカリキュラムで、社会的な役割を果たす準備を目的としたものだそうです。日本でいう「公民」や「道徳」に近いもののようです。

 

 著者の息子が通う学校では「ライフ・スキルズ」という授業の中にそれが組み込まれ、議会政治についての基本的なことや自由の概念、法の本質などを学びます。テストは政治や社会の問題を自分で考えて回答するというもので、「エンパシーとは何か?」という問題が出されたそうです。そのとき息子は「To put yourself in someone’s shoes(自分で誰かの靴を履いてみること)」と答えます。英語の定型表現で「他人の立場に立ってみる」という意味です。

 

 

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●文/三宅航太
大学卒業後、出版社、編集プロダクション勤務を経て、2004年、株式会社アイデム入社。データリサーチチーム所属。同社がWebサイトで発信する「人の戦力化」に関するコンテンツの企画・編集業務に従事する。さまざまな記事の作成や数多くの企業を取材。

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