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アイデムオリジナル調査

パート採用の成否は、職場のムード(雰囲気)しだい?

パートタイマー白書や学生を対象にした就職活動に関する意識調査など、当研究所が独自で行っている調査から見えてくることを考察します。

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◆人材の不足感は強くなり続けている

 

 当社がパート・アルバイト・企業担当者に行った「平成29年版パートタイマー白書」(以下白書)の調査によれば、正社員・パートアルバイトの過不足感は「過剰」と回答した企業に比べ、「不足」と回答した企業の割合が大きくなっています(図1)。

 

 

■図1

 

 

 日銀短観の雇用DI(過剰−不足)でも、2013年以降、不足超過の状況が続いていて、その超過幅も年々大きくなっています(図2)。

 

 

■図2

 

 先行きの判断においても、不足という判断が強く、この先も人員を充足させることが難しい状況が続くと予想されています。

 

 白書では、パート・アルバイトの募集を行った企業のうち、「予定通りの採用ができたか?」という問いに対し、「できた」と回答した企業は43.4%、「できなかった」と回答した企業は45.0%となっています(図3)。 

■図3

 

 

 多くの企業が、不足を感じ、採用活動を行っても十分な手応えを感じることができていません。手応えを感じられないのは、なぜなのでしょう。

 

 人口の減少なども大きな理由に間違いはありませんが、どうやらそれだけではなく、もっと身近な点を見落としているだけかもしれません。さらにアンケート調査を見ながら、検証していきましょう。

 

 

 

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◆仕事の探し方
◆パート・アルバイトが仕事探しの際に重視する労働条件は?
◆重要なのは雰囲気?
◆職場の雰囲気って何だろう?

 

 

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 本文でも引用している 平成29年版パートタイマー白書「定着に必要な上司のチカラ」を引用したセミナーを東京で開催いたします。

「定着率向上セミナー」 定着に必要な上司のチカラの鍛え方

白書のデータと、ミドルマネージャーや店長研修の実際もお伝えいたします。 

 

●文/岸川 宏(きしかわ ひろし)
アイデム人と仕事研究所 所長/社会保険労務士
大学卒業後、リゾート開発関連会社へ入社。飲食店部門での店舗運営を経験後、社会保険労務士資格を取得。社会保険労務士事務所にて、主に中堅・小規模企業の労務相談、社会保険関連手続きに従事した。
1999年、アイデム人と仕事研究所に入社。労働環境の実態に迫る情報提供を目指し、社内・外への情報発信を続けている。2015年4月より現職。

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