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シゴトの風景

第73回「昇進は嬉しいけれど…」

働く個人にこれまでのキャリアや仕事観を聞き、企業が人を雇用する上で考えなければならないことを探ります。

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 課長への昇進を打診された加藤千鶴さん(仮名・48歳)は迷っている。病院の清掃衛生課に正社員として勤務して6年目、課長になることを望んでいたとはいえ、タイミングが悪いのだ。

「Kさんがいなければ、二つ返事で引き受けたいところですが…」

 

 病院の清掃とリネン管理を行う清掃衛生課は11人。現課長の定年退職に伴い、人事権を持つ事務局長から打診された。1週間後に返事を聞かせてほしいと言われ、断った場合には現課長を嘱託にして課長を継続してもらい、その間に外部から採用する方針だという。

 

 

 

 

 課長になれば、年収は大きくアップする。シングルマザーとして育ててきた一人娘は高校1年生で、卒業後は美容師の専門学校に進学したがっていた。学費の工面に悩んでいたこともあり、渡りに船だ。でも、課長になれば、中途入社の男性Kさんと、Kさんと仲の良いYさんをまとめていかなければならない。そう考えるだけで憂鬱になってしまうのだという。

 

「2人が入ったことで、会社の雰囲気が変わりました。それまでは現課長をはじめ、穏やかな人たちが多く、居心地がよかったのです」

 加藤さんは高校卒業後に就職した大手のビル管理会社で、清掃部門の事務や営業サポートの経験があった。自分が経験者だったことと、会社が現場の提案を受け入れてくれる風土だったので、仕事のやり方などについて、加藤さんは提案するようになったという。例えば、業務効率を考え、清掃員たちの作業シフトの組み方についても進言した。

 

 「清掃員の作業パートが固定化されていたのです。1階の担当者は、ずっと1階のままという状態が何年も続いていました。それだと欠員が出たときに、ほかの人がカバーできません。なので、1カ月ごとのローテーションを会議で提案しました」

 加藤さんは事務局長や看護師たちからの覚えもよく、課長や先輩たちは従った。事務局長からは、「今は女性が輝く時代だから、次の課長は加藤さんかな」と言われるようになっていた。

 

 だが、そんな矢先に立て続けに退職者が出て、2人の新人が入って来た。この2人が、加藤さんに対抗してきたのだ。

 

 

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