●20.6%「AI面接を受けたことがある」
日本労働組合総連合会は、「就職差別に関する調査2026」の結果を公表しました。採用選考における就職差別の実態を把握するためで、2023年の調査に続き3回目です。
調査期間:2026年4月10日〜4月15日
調査対象:最近3年以内に採用試験を受けた全国15〜29歳の男女1,000人
<結果のポイント>
・「採用試験に際し、戸籍謄(抄)本の提出を求められた」39.1%(前回調査比8.3ポイント増)
・「採用試験の面接で、不適切だと思う質問や発言をされた」18.0%。面接官による不適切発言の内容は「自分の恋愛タイプを聞かれた」「体型やメイクについて言及された」など
・「AI面接を受けたことがある」20.6%。企業がAIを用いて選考を実施することに対する印象「よい印象」29.4%、「よくない印象」27.1%
【PDF】就職差別に関する調査2026
●若年社員の活躍推進における5つの課題と対応策
一般社団法人日本経済団体連合会は、報告書「若年社員の活躍推進における5つの課題と対応策」を発表しました。経団連の調査(2024年人事・労務に関するトップ・マネジメント調査)によると、若年社員の活躍推進にあたって「課題を感じている」と回答した企業の割合は90%を超えています(「強く感じている」36.2%+「やや感じている」56.0%)。
報告書では、第1章で若年社員を取り巻く環境変化を概観した上で、第2章で活躍推進にあたっての課題について、�.螢▲螢謄�・ショックの発生、�∪�長機会・実感の減少、��キャリア形成・パスのイメージしづらさ、�ぅ灰潺絅縫院璽轡腑鵑亡悗垢詛Ъ吋�ャップと質的変化、�グ蘋�・マネジメントの行き詰まりの5つに整理しています。第3章は企業事例を交えながら課題への対応策を提示し、第4章で若年者の人材育成やキャリア形成に関する政府の取組みと支援策をまとめています。
●正規職員・従業員3668万人(前年同期比38万人増)で12期連続増
総務省は、「労働力調査(詳細集計)2026年(令和8年)1〜3月期平均」を公表しました。
<結果のポイント>
・役員を除く雇用者5,816万人。うち、正規の職員・従業員3,668万人(前年同期比38万人増)で12期連続増加。非正規の職員・従業員2,147万人(同16万人減)で3期連続減少
・非労働力人口3,966万人(前年同期比40万人減)で、このうち就業希望者214万人(同10万人減)。就業希望者について、求職活動をしていない理由の最多は「適当な仕事がありそうにない」72万人(同4万人減)
・就業者6,768万人のうち、追加就労希望就業者206万人(前年同期比2万人増)。非労働力人口3,966万人のうち、潜在労働力人口36万人(同1万人増)
【PDF】2026年1〜3月期平均結果(2026年5月15日公表)
●文/三宅航太
株式会社アイデム メディアソリューション事業本部 データリサーチチーム所属。
大学卒業後、出版社に入社。書店営業部を経て、編集部に異動。書籍の企画・制作・進行・ライティングなど、編集業務全般に従事する。同社を退社後、フリーランス編集者、編集プロダクション勤務を経て、株式会社アイデム入社。同社がWebサイトで発信する人の「採用・定着・戦力化」に関するコンテンツの企画・編集業務を担う。働き方に関するニュースの考察や労働法の解説、取材、企業事例など、さまざまな記事コンテンツを作成している。