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労働時事ニュース

「令和5年所得再分配調査」結果を公表(厚労省)

厚生労働省は、「令和5年所得再分配調査」の結果を取りまとめ、公表した。
 
所得再分配調査は、社会保障制度における給付と負担、租税制度における負担が、所得の分配にどのような影響を与えているかを明らかにし、今後の施策立案の基礎資料を得ることを目的として、昭和37年調査以降、概ね3年ごとに実施しているもの。(前回調査はコロナ禍の影響により1年遅れて令和3年に実施)
 
【結果のポイント】
◆世帯単位でみたジニ係数(※)
・年金等の社会保障や税による再分配後の所得のジニ係数は 0.3825(前回比:+0.0012 ポイント)となり、平成11年調査以降 0.38前後と横ばいで推移
・再分配前の当初所得のジニ係数は 0.5855(前回比:+0.0155 ポイント)となり、概ね上昇傾向で推移。前回調査からの増加は高齢化等が要因
・再分配による改善度は 34.7%(前回比:+1.6 ポイント)となり、社会保障・税の再分配機能に一定の効果がある結果となっている
 
◆世帯員単位(等価所得)でみたジニ係数
・年金等の社会保障や税による再分配後の所得のジニ係数は 0.3163(前回比:+0.0019)、再分配による改善度は 37.2%(前回比:+1.2 ポイント)となり、世帯単位でみた時と同様に、社会保障・税の再分配機能に一定の効果がある結果となっている
 
※ ジニ係数:所得の均等度を表す指標。(0から1までの値をとり、0に近いほど所得格差が小さく、1に近いほど所得格差が大きいことを示す)
 
 

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