4月から人事部に異動になったハジメ君。上司のクロウト課長と話していたら「そんなことしたら、労働基準法違反で訴えられるぞ！」といきなりの叱責。「え、訴えられる！？」びっくりしたハジメ君、課長とイチから勉強することに･･･。

クロウト課長のレクチャーで、就業規則の大切さに気づいたハジメ君。新人研修依頼3年ぶりに読みながら考えます。「課長は就業規則で定めていないことは労働基準法の基準に従うと言ってたな。じゃあ、就業規則なんていらないじゃん」

「実務教育はＯＪＴに限る！」クロウト課長の方針のもと、パートさんの採用を任されたハジメ君。面接も終わり「いい人が採用できそうだ」と大満足です。雇用契約を明日に控え、準備にモレがないか、チェックをしてもらいます。

残業したハジメ君。合コンに遅れて行くと、経理課の同僚たちが女性たちに、「明日の土曜は出勤日。金曜の夜が台無しだ。土曜出勤はサービス残業だし！」とこぼしています。「サービス残業？」人事担当者として、冷や汗が出てきました。

「残業代は払わないよ。でも違反なんかしてないさ。ちょっとした仕組みがあるからね〜」･･･意味ありげに課長に言われ、とまどいを隠せないハジメ君。「ちょっとした仕組みって？？？　コレは何か裏がありそうだぞ･･･」

人事の仕事が楽しくなってきたハジメ君。新聞などで目にする「成果主義」が気になります。「こんなご時世ですし、営業社員のやる気を引き出すためにも、給料は全額、歩合にしたらどうでしょうか？」と課長に提案しています。

「賃金支払いの5原則？」課長の質問に答えられなかったハジメ君。「賃金は労働者の大きな関心事。自分自身のことでもあるし、社員からの問い合わせも多そうだ」と、学習意欲満々に、思わず身を乗り出して聞いています。

「この壺、高そうだよなぁ。弁償しなくちゃマズイよなぁ」不注意で壺を壊してしまったハジメ君。課長にどうやって切り出そうか迷っています。「原則、賃金からは控除できないって労働基準法に定めてあると聞いたけど･･･」

レストラン事業部のタベタ店長が困り顔でやってきました。････「どう考えたって、人が足りない」「このままじゃ予算も達成できない」････ブツブツ言う店長に、イヤ〜な予感のハジメ君。「どうしたんですか？店長？」

「あれ、またタベタ店長がやって来たぞ。最近よく来るなぁ」「しかも、またブツブツ言ってるし。さては相談ごとだな」・・・・困った顔で歩いてくるタベタ店長を見つけたハジメ君。あわてて、労働基準法を取り出しています。

4月入社の新人研修で、てんてこ舞いのハジメ君に、製造部のダイフク工場長から電話が。スタッフのカキノキさんが妊娠を理由に退職を申し出たようですが…。

新人研修も終わり、ほっとひと息のハジメ君。労働基準法を眺めていて、目に留まったのが「試用期間」。期間は14日間と書いてある。「あれ？ 新入社員の試用期間は3カ月間じゃ…」

営業部に赴いたハジメ君。営業サポートのアンコさんに、人事上の手続きで確認したいことがあったのですが、すでに帰ってしまったとのこと。「仕方ないな。明日にしよう」

大阪支社での会議に、課長の代理で出席するハジメ君。なんだかそわそわと落ち着かない様子です。緊張しているのでしょうか？

部長と課長が、日曜の会社説明会に誰を出勤させるか、相談している様子。「僕じゃなければいいなぁ…」「あ、課長が呼んでる！」

通勤電車で新聞を読んでいたハジメ君。「来年から段階的に定年年齢引き上げ」という見出し。「僕が定年になるのは65歳かぁ。まだまだ先は…いや、でも」

久しぶりに登場のタベタ店長。トラブルのようです。「お店があまりにもヒマだから、アルバイトに帰ってもらったら、その分の給料くれっていうんだよなぁ」

タベタ店長に休業手当の計算を任されたハジメ君。「休業手当は平均賃金の6割って言うけど、平均賃金って何だろう？」

夜、オフィスに1人残って仕事をしていたハジメくん。区切りをつけて帰宅しようとしたところ、ダイフク工場長から電話が。「こんな時間になんだろう…」

2週間以上、無断欠勤していた工場勤務のゲンさん。ハジメ君は労働者名簿を確認して、ゲンさんのアパートに向かう。はたして真相は…!?