「人材の活用」「従業員の教育」「人事制度」等について、事例満載の記事や専門知識が深まるコラム等を展開。自社の活性化や雇用管理のヒントに!

「経営者やパート従業員の意識」等について、さまざまなデータを作成。労働市場の現状が分かります。

*一部記事の閲覧および機能をご利用いただくには、会員登録(無料)が必要です。会員登録はこちら

「平均時給 の検索」「時給の平均や動向」等について、データを作成。労働市場の現状が分かります。

*一部記事の閲覧および機能をご利用いただくには、会員登録(無料)が必要です。会員登録はこちら

アイデム人と仕事研究所では、「ビジネスマナーのブラッシュアップ」「新入社員の戦力化」「職種別・階層別の知識・スキルアップ」等につながるセミナーを開催しています。

*一部記事の閲覧および機能をご利用いただくには、会員登録(無料)が必要です。会員登録はこちら

パート活用のヒント

パ−ト・アルバイトの正社員登用(転換)で企業を強くする

あなたの会社では自社のスタッフに何を求めているのでしょうか? 企業へのアンケート調査から浮かび上がったスタッフに求めるものから、パートのやる気や自主性を引き出す方法を探ります。

< 1 2 >
 パ−ト・アルバイトの働きぶりを適正に評価し、正社員との処遇バランスを考えたときに、優秀なパート・アルバイトは正社員登用(転換)に行きあたる。
 正社員登用(転換)制度は定着したのか?
 平成23年版『パートタイマ−白書』から、正社員登用(転換)のメリットと課題が見えてきた。


■正社員登用(転換)実績がある企業は約7割

 パート・アルバイトを雇用している企業に、正社員登用(転換)制度があるかを聞いたところ、「制度があり、登用(転換)実績もある」37.2%、「制度はないが、登用(転換)実績はある」31.1%で、約7 割の企業に正社員登用(転換)の実績があるという結果になった。「制度はあるが、登用(転換)実績はない」は9.6%、「制度はなく、登用(転換)実績もない」は20.1%だった。






■直近1年間(平成22〜23年)の登用(転換)実績は、「1〜5人」60.0%、続いて「0人」24.8%

 パート・アルバイトの正社員登用(転換)の実績がある企業に、直近1 年間で正社員登用(転換)したパート・アルバイトの人数を聞いた。「1〜5 人」が最も多く60.0%、次いで「0 人」24.8%、「6〜10 人」7.9%となっている。





■登用(転換)実績のある企業の多くが感じているメリット

 パート・アルバイトを雇用している企業に、パート・アルバイトを正社員登用(転換)することにどのようなメリットがあると考えるかを聞いた。全体では、「本人のモチベーションが向上する」が最も多く45.5%になった。

 これを、正社員登用(転換)の実績がある企業の回答と、実績がない企業の回答に分け、比較をしたところ、両者には明らかな違いが表れた。例えば、「本人のモチベーションが向上する」は、「実績がある」場合で51.9%、「実績がない」場合で31.6%と、実際に正社員登用(転換)を行っている企業の回答が20.3ポイントも多くなり、実際のメリットとして強く感じている様子がうかがえる。

 他の項目も同様である。なお、「特にメリットはない」は、「実績がある」場合で3.2%なのに対し、「実績がない」場合は25.8%と、逆に22.6ポイントも高くなっていた。





※次ページ以降の閲覧には、会員登録(無料)は必要です





●文/小野山 哲朗(おのやまてつろう)
株式会社アイデム人と仕事研究所でキャリアカウンセラー(CDA)、社会保険労務士資格を持ち、企業・求職者向け研修の講師と企画に携わる。
< 1 2 >

この記事のキーワード

クリックすることで関連する記事・データを一覧で表示することができます。

一覧ページへ戻る

2ページ目以降をご覧になるには、会員ログインが必要です。
会員登録(無料)がお済みでない方はこちら

会員登録(無料)はこちら

その他のコラム記事を見る

人気記事ランキング

ヒトがあつまる職場/田中和彦

[第1回「自分のアイデアが形になること」]
企業は、ずっと同じ人たちで運営していくことはできません。人が辞めても、また入ってくる職場について考察します。

判例に学ぶ労使トラブルの処方箋/岡正俊

[カスハラにあった従業員から安全配慮義務違反で訴えられたら〜M事件(東京地裁H30.11.2判決)〜]
近年、労働関係の訴訟は社会的関心が高まり、企業にとって労使トラブル予防の重要性は増しています。判例をもとに、裁判の争点や予防のポイントなどを解説します。

時事トピックス

[正社員等、パートタイム労働者ともに不足超過が継続]
人事労務関連のニュースの中から、注目しておきたいものや社会の動向を捉えたものなどをピックアップしてご紹介します。
注目のコンテンツ

人と仕事研究所Facebook