第1回「求人募集の準備は何をしますか?」
パート・アルバイトスタッフに「いかに定着してもらい、戦力として力を発揮してもらうか」についての施策や、考えるヒントなどを解説します。
4月は新しい人との出会いの季節ですね。正社員の方がクローズアップされがちですが、仕事の戦力となってくれるパート・アルバイトさんもしっかり確保しておきたいものです。企業とパート・アルバイトさんとのマッチングに必要なことは何かという課題や、定着化、さらに戦力化を図る方法などをこれからお伝えしていきます。
今回は人材を募集するための準備として、やっておくべきことをご案内します。準備をしなかったり、マッチングの精度が低いと、企業も個人も不幸になってしまうことがあります。そうならないようにしましょう。
応募者目線で考える
まず始めに行う準備は、「応募者にとって、うちで働くと何のメリットがあるのか」を考えることです。下記にメリットをあげてみます。
<応募者のメリット>�〇�給、待遇が良い → 生活レベルが上がる��空いたスケジュールで働ける → 生活効率の向上�F�きながら将来に有益な状態になれる → 個人の目標設定と達成
いかがでしょうか。雇う側(企業側)のメリットを先に考えず、近い将来働いてくれる(企業に貢献してくれる)方のことを先に考えます。ある意味、パラダイムの変換が必要かもしれません。 最終的に「企業へ利益をもたらしてくれる人材=お客さま」として考えた方が王道ですし、考える筋道がはっきりします。使う側・使われる側という時代は終わりました。これからはこの社内顧客の考え方がベースになるとお考えください。
上記のメリットを参考にして考えてみます。まず1つ目の時給等に関しては競合企業との価格競争となり、疲弊は目に見えています。やめておくべきでしょう。 2つ目に、シフト制からワークスケジュール制への改善をもって出勤希望制は担保できると思われがちですが、人材数を多く確保することが必要です。間接人件費が増加することも考えると、これも△かもしれません。
3つ目の、個人の目標(夢)に貢献できることは工夫次第でできるのではないでしょうか。企業側がどこまでミートさせる意志があるかの姿勢で決まります。結果として有給取得率が100%、などの具体案になっていきます。そして明確な目標を持ち、小さな努力を一歩一歩クリアしている人材は、優秀な人材である可能性が非常に高いのです。
※次ページ以降の閲覧には、会員登録(無料)が必要です
●文/植竹剛(うえたけ つよし)1971年生。株式会社チームのちから代表取締役。大学卒業後、株式会社ロッテリア入社。店長経験を経て、チェーンストア化を目指す企業にヘッドハンティングされて転職。その後、数社で店舗運営に関するさまざまなノウハウを学び、2012年、組織における人の問題の解決支援を行う株式会社チームのちからを設立。これまで直接関わったアルバイト採用はのべ2万人、店長経験は11店舗に及ぶ。著書に『「できる店長」と「ダメ店長」の習慣』(明日香出版社)、『落ちこぼれスタッフから最強のチームを作る極意 店長養成道場』(日経BP社)がある。
<オフィシャルブログ> http://team-chikara.com/blog/
<店長養成道場> http://tenchoyouseidojo.com/
<バイトテロ対策> http://www.baitoterro.com/
この記事のキーワード
クリックすることで関連する記事・データを一覧で表示することができます。
一覧ページへ戻る
その他のコラム記事を見る