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人材育成のツボ

部下をセミナーに送り出すときの“5つの声がけ”

アイデム人と仕事研究所の研修部門の所員が、日々の業務やお客さまとの対話から感じたことなどをつづります。

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 今年も一年、様々な業界でお仕事をされている皆様にセミナーをご利用いただき誠にありがとうございました。この場をお借りしまして厚く御礼申し上げます。

 さて、多くの企業がビジネスセミナーをOff-JTの一環として活用しています。しかしながら、「セミナーを受講させても効果がでない。」とおっしゃる担当者もまた多いです。参加される方とお話をしていますと、「研修の中身は聞かされていません」「とりあえずセミナーに行くように言われた」と、また同類のことをおっしゃる方が少なくありません。

 セミナー受講の目的・理由を持たずに会場にいらっしゃっているのです。これでは参加者の受講意欲は高まらず、当然ながら効果も期待薄です。セミナーをポジティブな時間にされている方の共通点をあげてみました。

1.会場到着時間が早い

2.開始前に講師、他の参加者の方と挨拶・名刺交換をする
3.受講目的が明確である
4.納得あり、反応あり、楽しそう
5.プラス思考の感想・コメント(受講者アンケートより)etc

 このような方とお話をしていますと、セミナーの時間を大切にされている印象を強く受けます。
参加者本人の意欲の問題もありますが、セミナーに部下を送り出す上司として動機付けを行うよい手段はないものでしょうか。セミナー受講を効果の上るOff-JTにするために「部下をビジネスセミナーに送り出すときの“5つの声がけ”」をおすすめします。

1.『○○を学んでこい!』

 セミナーで学んできてほしいことをその理由と合わせて本人に伝えることが肝心です。例えば、「君は○○については力を発揮してくれているが、△△力が弱いと思う。よって、このセミナーで△△力を意識して学んできてほしい」「その理由」を具体的に伝えることがもっとも重要です。

2.『名刺をもっていけよ!』

 セミナーは他社の方との交流の場でもあります。名刺は多めに用意して望みたいものです。「今、名刺をきらしています」「持ってきていません」とおっしゃる方がいます。セミナーの内容は勿論、他社の方から学ぶことも多くあります。また、社外に人脈をつくるよい機会です。「なぜ、セミナーに名刺をもっていくのか」「なぜ、名刺交換をするのか」などについて理解を深めておく必要があります。


 

>>>次ページに続く

 

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●文/小野山哲朗(おのやま てつろう)

アイデム人と仕事研究所 人材育成・研修チーフプランナ−/社会保険労務士/キャリアカウンセラ−(CDA)
大手外食産業でのマネジメント、インテリア・寝装品メ−カ−での営業を経て、現在は株式会社アイデムの人と仕事研究所で企業における社員教育・人材育成、新卒・転職者の就職支援などに携わる。自社主催のビジネスセミナ−、各地の公共機関・大学・専門学校での就職セミナ−の講師を務める。課題解決のために、問題の本質をしっかり捉えることを重要視している。

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