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長戸祥司さん(仮名・25歳)は、新卒で入ったゲーム会社で3年目を迎えた今、転職を考えている。大きな理由は、やってみたい仕事があることだ。
「入社以来、営業の仕事をしていますが、ゲームの企画や開発に関わりたいと思っていました」
長戸さんは子供のころからゲームが好きだった。大学生のときにはパソコンで友人たちとゲームを制作し、コンテストに応募したこともある。将来はゲームに関わる仕事に就きたいと考え、就職活動ではゲーム会社を中心にエントリーした。
「システム開発の会社なども受けましたが、選考が進むのはゲーム会社でした。ゲーム会社に固執していたわけではありませんが、やはり興味のある分野なので、ほかの会社を受けるときとは違っていたのかもしれません」
就職活動をしていたときから、ゲームの企画や開発に関わりたいという気持ちはあった。だが、まずは会社に入ることが先決と考え、職種にはこだわらなかった。
「今から思えば、実際に働くことまでイメージしておけばよかったのかもしれませんが、当時は考えが及びませんでした。選考で結構落ちていたこともあり、とにかく会社に入らなければと思っていました」
入社後、営業部に配属された。選考のときから営業をやってほしいと言われており、不満はなかったという。
ゲーム会社の営業は一般的に、問屋や有力店を回って受注を促したり、発表会やイベントなどでプレゼンテーションを行うことがメインになる。だが、長戸さんは広報の仕事も兼任していた。
「小さい会社なので、ほとんどの人が業務を兼任しています。営業は自分以外に、もう1人います。私が入るまでは、1人でやっていたそうです。広報の仕事に手が回らない状態だったので、主に私が担当することになりました」
現在、長戸さんの仕事内容は営業が4割、広報が6割だという。
「広報の仕事はプレスリリースの作成や発表会の運営、店頭に飾ってもらうポスターの制作など、さまざまです。やらなければいけないことはたくさんありますが、営業の仕事もあるので、優先順位の高いものから対応しています」
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●取材・文/三宅航太
株式会社アイデム人と仕事研究所 研究員。大学卒業後、出版社の営業・編集、編集プロダクション勤務を経て、2004年に株式会社アイデム入社。同社がWEBで発信するビジネスやマネジメントなどに役立つ情報記事の編集業務に従事する。人事労務関連ニュースなどの記事作成や数多くの企業ならびに働く人を取材。
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