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問いから考えるパートアルバイト採用・定着

第1回「社員とパートアルバイトの違い」

パート・アルバイトスタッフを「いかに採用し、定着させるか」について、押さえなければならないポイントや、施策を考えるヒントなどを解説します。

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 4月から連載を担当させていただきます赤沼留美子と申します。「パートアルバイトさんありがとう経営」(※)を支援する有限会社スマイル・ラボ、パートアルバイト労働総合研究室の代表をしております。1年間どうぞよろしくお願いいたします。

 

※パートアルバイトさんありがとう経営とは、お客さまに最も近いところで日々働くパートさんたちを主戦力として大切に用い、期待し、仕事を教え、感謝することで生産性を向上させ、経営に好循環をもたらすことをいいます。

 

 

★今月の問い
「社員さん」と「パートアルバイトさん」の最大の違いは何でしょうか?

 

 あるファッション業界の店長さんは「責任が違います。パートさんには責任がないですが、社員は責任がある仕事をしています。」と答えてくれました。責任の違い、労務管理上の違い、勤務時間の違い、ほかにも違いがあるでしょうか。

 

 

 みなさんならこの問いにどう答えますか。私なら「勤務時間や日数の違いだけです」と答えます。

 パートアルバイトさんは、勤務時間が短く日数も少ない分、店長のようなすべての責任を負う立場には物理的に就きにくいということはあるかもしれませんが(とはいえ店長・副店長がパートさんというお店もありますし)、同じ仕事をする上で社員さんとパートアルバイトさんとに違いはありません。

 

 会社側が、パートアルバイトさんという働き手をどう見るか。この違いは、会社の求人・定着策に大きな違いをもたらします。社員さんが主役でパートアルバイトさんはお手伝い要員と位置付けるのか、パートアルバイトさんが現場の主役と見るかで、接し方と教える仕事内容に大きな違いが出てくるからです。

 私は、パートアルバイトさんは人口減日本の短時間・少日数の貴重な戦力だと考えています。期待し、仕事をちゃんと教え、その働きに感謝する現場が増えてくださることを願っています。これから1年間お伝えしていく内容も、この考え方を土台にします。1つでも共感し、参考にしてくださるとうれしいです。

 

 

>次ページ

◆パートアルバイトさんとはどんな人たちなのか〜3大特徴〜

 

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●文/赤沼留美子(あかぬま るみこ)
有限会社スマイル・ラボ パートアルバイト労働総合研究室代表。パートアルバイトさん専門マネジメントコンサルタント。
1995年、津田塾大学卒業後、株式会社ファミリーマート入社。店舗勤務を経て、当時5,000店10万人のパートアルバイトさんマネジメントのしくみ(オペレーション基準・採用・現場訓練・評価)づくりと普及業務に約10年携わる。2005年独立。苦学生時代の豊富なアルバイト経験(20 種類超)と、前職で培ったノウハウとを活かし、パートアルバイトさんを主戦力とする企業のサポート活動を行う。顧客企業は宝飾品販売店(400店)、レンタカー(800店)、雑貨店(50店)、スーパー(40〜200店)、コンビニ(300店)など多岐に渡る。小学生3人の母。
http://part-soken.com/

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