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自分自身や周囲の人を「理想の上司」「理想の部下」へと変化させるテクニックを、コーチングの視点から解説します。
2007年3月1日〜2007年3月31日の1ヶ月間、弊社WEBサイト「ブログ人事コレで委員会」にいただいたコメントをもとに書かれた記事です(「ブログ人事コレで委員会」は2012年3月末日に終了しました)。
☆はじめに
今回は「理想の上司」「理想の部下」というテーマで、多くの方からご意見をいただきました。皆さんの意見を基に「理想の上司」「理想の部下」の中に何が見えてくるのかを考えてみたいと思います。皆さんの意見を読んで、私はどの意見にも納得してしまいました。あくまで理想とはいえ、都合のよい上司、都合のよい部下とは違って、そこには皆さんの“願い”のようなものを感じたからです。ここでは、その理想の中にある共通点を探すと共に、そこから皆さん一人一人が活かすことのできるポイントを考えてみたいと思います。
☆「理想の上司」と「理想の部下」
「理想」ですから、あくまで個人の主観です。まとめることで結論付けることが必ずしも良いとは思いませんが、皆さんの意見をまとめることで、そこから見えてくるものがあるような気がします。
<理想の上司>
・仕事そのものへの能力を持っている(仕事が出来る)
・報・連・相が出来る(客観的な事実は事実として、自分の意見は意見として正しく伝えられる)
・部下の適正を見極め、個々に合わせた指導で部下の成長を促せる
・上司へも、部下へも平等に接することが出来る
・自分の意見を持っている(伝えている)
・周囲の人へ思いやりを持ち、誰にでもあたたかく接することが出来る
・人の話を良く聞く。
・部下がミスを犯しても感情的にならない
・悪い時は叱り、良い時は褒めることが出来る
・相談にのれる
・仕事ばかりではなく、遊ぶときは遊べる(ON、OFFが切り分けられる)
・他者の悪口を言わない
<理想の部下>
・いつも笑顔で、身だしなみ、礼儀、言葉遣いなどの基本姿勢が出来ている
・報・連・相が出来る(客観的な事実は事実として、自分の意見は意見として正しく伝えられる)
・常にメモを取る
・いつも笑顔を絶やさない
・急な仕事へも嫌な顔をしない
・言われた仕事だけではなく、ブラスアルファーの仕事をする
・言われた仕事だけではなく、自分で仕事を創り出せる
・他者の悪口を言わない
・権利ばかりを主張しない
いかがでしょうか?私には二つのことが見えて来ました。
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