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理想とする社会のイメージ、“税金などの負担は小さいが、自己責任型の社会”の割合が上昇(連合調査)

日本労働組合総連合会は、「日本の社会像に関する意識調査2025」の結果を取りまとめ、発表した。
 
当調査は、生活に対する意識や理想とする社会のイメージに関する意識・実態を把握するために実施したもの。2025年10月28日〜10月30日の3日間で実施。全国の15歳以上の働く男女(自営業・フリーランスを除く)1,000名の有効サンプルを集計した(調査協力機関:ネットエイジア株式会社)。
 
【結果のポイント】
◆現在のくらしに満足しているかについて、「とても満足」は7.7%、「やや満足」は32.8%で、合計した「満足(計)」は40.5%となった。現在のくらしにより満足できるための改善点は、「収入・貯蓄などの経済面」52.6%、次いで「賃金・労働環境」(32.1%)、「心身の健康」(26.7%)などとなった(P4-5)
 
◆将来について不安を感じるかについて、「とても不安を感じる」は29.0%、「やや不安を感じる」は36.4%で、合計した「不安を感じる(計)」は65.4%となった。自身を不安にさせているもの1位は「老後の生活」58.3%、2位「預貯金など資産の状況」56.4%で、半数以上となった(P6、8)
 
◆「理想とする社会のイメージは“税金などの負担は小さいが、自己責任型の社会”」を選んだ割合が 2019 年調査から5.0ポイント上昇(2019年39.2%→2025年44.2%)(P11)
 
◆10 年後の日本について、「全くよくなっていないと思う」18.6%、「あまりよくなっていないと思う」51.3%で、合計「よくなっていない(計)」が69.9%となり、過半数が日本の将来に不安を感じている結果となった(P14)
 
◆自身の考える“理想の社会”を実現するために重要であると思うもの、1位は「賃金・労働環境の改善」46.3%、2位「安定した雇用」41.3%となった(P15)
 
 
●日本の社会像に関する意識調査2025(2025年12月18日) PDF

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