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アイデム人と仕事研究所の研修部門の所員が、日々の業務やお客さまとの対話から感じたことなどをつづります。(2019年3月14日)
1970年代にアメリカで生まれたアンガーマネジメント。誰にでもある「怒り」の感情と上手に付き合う心理教育です。「怒らないこと」ではなく、「怒る必要があることは上手に怒り、その必要がないことは怒らない」ことを学びます。日本では、ここ数年で急激に普及し、一般社団法人日本アンガーマネジメント協会の公表によると、2012年から6年間で約60万人の方々がその研修・講演を受講されているそうです。
そのアンガーマネジメント研修。弊社主催でもここ最近増えています。弊社では、一般社団法人日本アンガーマネジメント協会 アンガーマネジメントファシリテーターの田中雅之氏に、先月もある企業様に4回に渡り登壇いただきました。
今回はそのアンガーマネジメントについて、私自身が受講した感想、そして人材育成への活用法を書かせていただきます。

怒りやイライラの正体は?
アンガーマネジメントによると、怒りをマネジメントするためのキーワードは3つあります。そのうちの1つをご紹介します。それは、怒りやイライラの正体は何なのかということ。
その多くは、自分以外の「ヒト」や「出来事」など外部にあるのではなく内部、つまり自分自身の中にあります。「この場面では〇〇するべき」、「この場合は〇〇しないべき」など、私たち誰もが持っている「べき」という感情が、怒りやイライラの正体というわけです。
私は、小さなイライラを、かなり高い頻度で感じます。例えば通勤時、満員電車の中で背中にリュックを背負っている人、込み合った通路や階段をスマホでゲームをしながら歩いている人がいる、などという光景を目にしたときです。自分が直接被害を受けていない場合でもイライラは起こります。こうやって改めて文章にすると、なんと器の小さい人間かと感じます。
では、この場合の「べき」は何なのか?私自身の中にある「ルールやモラルは守るべき」という感情がそうさせているのだと思います。そんなとき、自分には変えることができず、かつ、こんな些細なことは気にせずにいられたら、もっと平穏な通勤時間を過ごせることでしょう。
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●文/松嶋清和(まつしま きよかず)
株式会社アイデム人と仕事研究所 人材育成・研修プランナー
社会保険労務士、キャリア・カウンセラー(CDA)、メンタルヘルス・マネジメント検定�擬�
大学卒業後、大手アパレル商社に勤務、全国の小売店との相談・折衝業務に従事する。その後1998年に株式会社アイデムに入社してからは、13年間に延べ3,000社以上の経営者・人事担当者らと面談。求人広告の営業担当として、採用および人材活用に関する提案を続けてきた。現在は同社「人と仕事研究所」にて、採用後の人材育成、教育・研修に特化した企画提案を実施。また「企業側の視点」を肌身に知るキャリアを強みに、キャリア・コンサルタントとして求職者支援業務にも携わる。
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