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人事労務関連ワード辞典

パタニティ・ハラスメント(パタハラ)

人事労務に関連するワード集です。基礎的なものからトレンドまで、さまざまなワードを解説します。(2022年2月8日)

父性を意味するパタニティ(paternity)とハラスメントを組み合わせた和製英語です。育児のための休業・休暇や時短勤務など希望する、または利用する男性従業員に対して、上司・同僚等からの嫌がらせをされたり、制度利用を邪魔されることをいいます。

 

<例>
・育児休業の取得について上司に相談したら「男のくせに育児休業なんてあり得ない」と言われ、取得を諦めた

 

・育児休業取得や時短勤務をしたら、同僚に「迷惑だ。自分はやらない。あなたもそうすべき」と言われて苦痛を感じた

 

・育児休業の取得、復職前後で急な転勤を言い渡された

 

・子供の発熱で仕事を休もうとしたとき、上司から「男が休むのはどうなの?」と言われた

 

男性の育児休業取得率は年々上昇していますが、低い状況に変わりはありません。各種調査では、男性が育児休業を取得しない理由について、

 

・職場が育児休業制度を取得しづらい雰囲気
・会社で育児休業制度等が整備されていない

 

等が上位に挙がっており、これらがパタハラに大きく影響しています。

 

2022年4月から育児介護休業法が改正され、男性の育児休業取得が推進されます。すでに同法では育児休業等の申し出・取得を理由に、事業主が解雇や退職強要、正社員からパートへの契約変更等の不利益な取り扱いを行うことは禁止されています。2022年の改正では妊娠・出産の申し出をしたこと、産後パパ育休の申し出・取得、産後パパ育休期間中の就業を申し出・同意しなかったこと等を理由とする不利益な取り扱いも禁止されます。

 

事業主には、上司や同僚からのハラスメントを防止する措置を講じることが義務付けられるので、自社での周知・啓発がより一層求められています。

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