●転職経験者の44.2%「新卒入社企業に入社してよかった」
公益社団法人全国求人情報協会は、「入社2年〜4年目社会人の就業意識の実態調査(2025年度)」の結果を発表しました。2022年、2023年、2024年3月に大学を卒業し、 民間企業に就職した者を対象として入社後調査を実施し、入社後の就業意識等の実態をまとめたものです。
【調査期間】2025年8月7日〜26日
【調査対象】民間企業に正社員として就職し、現在の職業が民間企業で正社員もしくは公務員(正規職員)である者1,600人
<結果のポイント>
・入社2〜4年目の社会人全体の76.6%が現在も新卒入社企業と同じ企業で働き、23.4%が転職を経験。適職意識が低いほど転職意向が高い
・新卒入社企業からの内定取得後に「他の内定者と積極的にコミュニケーションを取った」 人は、新卒入社直後の適職意識やキャリア選択への納得度が高い
・新卒入社企業から転職した人のうち「転職をしてよくなかった」7.1%、転職経験者の44.2%「新卒入社企業に入社してよかった」
●年休の平均取得率66.9%、平均取得日数12.1日
厚生労働省は、2025年「就労条件総合調査」の結果を公表しました。わが国の民間企業における就労条件の現状を明らかにすることを目的とするもので、令和7年1月1日現在の状況等について調査しました。
【対象】常用労働者30人以上の民営企業(有効回答3,820 社有効回答)
<年間休日総数(2024年)>
・1企業平均年間休日総数112.4日(前年調査 112.1日)
・労働者1人平均年間休日総数116.6日(同116.4 日)
いずれも1985年以降過去最多
<年次有給休暇の取得状況(2024年(または2023)会計年度)>
・年間の年次有給休暇の労働者1人平均取得日数12.1日(同11.0日)
・年間の年次有給休暇の労働者1人平均取得率 66.9 %(同65.3%)
いずれも1984年以降過去最高
●女性比率高い企業、課題は育成・管理職の指導力不足
東京商工会議所は、「企業の女性活躍推進の取り組み状況に関するアンケート」の結果を公表しました。本調査は、女性活躍推進法成立から10年が経過したことを踏まえ、企業の女性活躍推進の取り組み状況・課題を把握するために実施したものです。
【調査期間】2025年10月28日〜11月19日
【調査対象】企業の経営層、人事担当者等(回答数689社)
<従業員の女性比率の高い(常用労働者の50%以上)企業の特徴・課題>
・採用・定着のために注力していること
「仕事内容・責任の範囲の明確化」「多様な働き方(テレワーク、時差出勤など)が選択可能」「出産・育児・介護等との両立支援が充実している」などをアピール
・女性活躍・キャリアアップ支援に関する課題
「育成のための仕組みノウハウが不足」「管理職の指導力不足」「出産・育児との両立できる体制・制度が不十分」を課題と感じている回答割合は全体平均と同程度
●文/三宅航太
株式会社アイデム メディアソリューション事業本部 データリサーチチーム所属。
大学卒業後、出版社に入社。書店営業部を経て、編集部に異動。書籍の企画・制作・進行・ライティングなど、編集業務全般に従事する。同社を退社後、フリーランス編集者、編集プロダクション勤務を経て、株式会社アイデム入社。同社がWebサイトで発信する人の「採用・定着・戦力化」に関するコンテンツの企画・編集業務を担う。働き方に関するニュースの考察や労働法の解説、取材、企業事例など、さまざまな記事コンテンツを作成している。