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シゴトの風景

第20回「想像もしていなかった未来」

働く個人にこれまでのキャリアや仕事観を聞き、企業が人を雇用する上で考えなければならないことを探ります。

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●佐伯徹さん(仮名・52歳・個人事業主)


 終身雇用制の崩壊や価値観の多様化など、労働市場ではさまざまな事情から人材の流動化が進み、転職は珍しくなくなった。だが、今年52歳になる佐伯徹さんが若いころは、そんな状況ではなかった。
 30年ほど前、佐伯さんは新卒で大手家電メーカーのA社に入社したが、29歳のときに辞めた。当時、バブル景気は後退し始めていたが、まだ崩壊には至っていなかった。


「今のように転職は一般的ではなかったので、辞めるときは大変でした。会社の業績は順調でしたし、大企業だったこともあり、退職はほぼ全員に反対されました」


 佐伯さんがA社を辞めた後、バブル経済は崩壊し、時代は大きく変わった。大企業でも倒産するところが出てくるようになり、終身雇用神話は崩壊した。


 現在、企業を取り巻く経営環境は新興国の台頭やグローバル化などの影響により、ますます厳しいものとなっている。かつて隆盛を誇った家電業界もリストラや工場の閉鎖、企業間のM&Aなど、各社が生き残りに必死だ。
 佐伯さんのいたA社も、数年前に同業他社と合併した。新規事業への進出や経費削減などで立て直しを図ってきたが、独力での再建は難しかった。


「同期はリストラなどで、ほとんど会社に残っていません。入社当時、まさかこんなことになるとは、誰も想像していなかったと思います。私も会社に危機感があって、退職したわけではありません。辞めた理由は自分の将来像が見えなかったことと、上司に不信感を持っていたことです」


 一流大学出身の佐伯さんは、入社当時から幹部候補生として扱われていた。だが、入社3年目ごろから、会社がつまらないと感じるようになったという。


「出世は、ほぼ年功序列ですから、先輩を見ていると将来の自分が見えてきます。あるとき、ずっとここでやっていくのかと思ったらぞっとしたんです。上司は自分のことしか考えていない人ばかりで、あまり尊敬できる人はいませんでした。このままでは自分が駄目になると思い、退職を決めました」



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●取材・文/三宅航太
株式会社アイデム人と仕事研究所 研究員。大学卒業後、出版社の営業・編集、編集プロダクション勤務を経て、2004年に株式会社アイデム入社。同社がWEBで発信するビジネスやマネジメントなどに役立つ情報記事の編集業務に従事する。人事労務関連ニュースなどの記事作成や数多くの企業ならびに働く人を取材。
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