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人の心が引き起こすさまざまなトラブルを取り上げ、その背景や解決方法、予防策などを探ります。
近年、テレビのコマーシャルに香りの洗剤などが頻繁に出てくるようになった。ある種の香りが、人の心をとてもリラックスさせることも分かってきた。しかし、その香りやにおいが、人によってはストレスになることもあるようだ。
人のにおいがストレスに
「上司の口が臭くてたまらず、耐えられないんです」「職場の先輩の体臭がきつくて、とても気分が悪くなる」など、人のにおいが仕事の能率や、人間関係に影響を及ぼすことがある。
また、こういう人もいた。「できるだけ臭い人と会いたくないんです。その人のにおいの物質を鼻から吸収してしまうと、汚染された排水に頭を入れられたような気分になり、耐えられないんです」などと訴えるのだ。他人の口臭や体臭、髪のにおい、足のにおいなどが人にストレスを与えてしまう。
タバコのにおいに強いストレスを感じる人もいて、アレルギー反応を引き起こしてしまうのだ。ある女性は、交際していた男性の口臭があまりにもきついので、「別れるしかない」とまで思いつめた。
においと心の病
一方、自分のにおいが気になる人もいる。「自分のオナラのにおいで他人を不快にしているのではないか」「自分の大便のにおいが外に漏れているような気がする」と悩む人がいるという。そして、電車の中で鼻に手をあてる人がいると自分のにおいが臭くて押さえたのではないかと思ったり、不快そうな顔をしている人を見ると自分が原因ではないかと勘繰ってしまうのだ。また、自分には強い口臭があると思い込み、他人に苦痛を与えてしまっていると悩む人もいる。
こうした悩みは、医学的な治療と心のケアを同時にしていかなければならない。自分から悪臭がしているのではないかと不安や恐怖に駆られ、それがストレスになって、仕事ができなくなったり、人間関係に問題が出てしまうのだ。
香りの天国
ドラッグストアに行くと、香りに関する商品が数多く販売されている。玄関用の芳香剤、靴箱用の除香剤、お風呂で使う入浴剤やアロマオイル、香料の入った柔軟剤など、さまざまなものが売っている。そして、出掛けるときは香りの入った化粧品を使い、香水をつける。私たちは、生活のさまざまな場面で香りを楽しんでいる。
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●河田俊男(かわだ としお)
1954年生まれ。心理コンサルタント。1982年、アメリカにて心理療法を学ぶ。その後、日本で心理コンサルティングを学び、現在、日本心理相談研究所所長、人と可能性研究所所長。また、日本心理コンサルタント学院講師として後進を育成している。翻訳書に「トクシック・ピープルはた迷惑な隣人たち」(講談社)などがある。
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