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アイデム人と仕事研究所の研修部門の所員が、日々の業務やお客さまとの対話から感じたことなどをつづります。
私ごとですが、社会人7年目になると周囲の友人たちも、新卒で入社した会社から転職する人が増えてきました。入社した会社でずっと勤めている人でも、何度かは会社を変わることを想像したりするようです。
でも、実際行動を起こさないのはなぜか。いろんな理由があると思いますが、一番よく聞くのが今の職場の「人間関係が良いから」です。
・いまの職場は残業もあるし、仕事も大変だけど良い人ばかりだから辞めれない
・別の仕事をしてみたいけど、今の職場の人たちと離れたくない など
「人間関係」は定着のカギであることは有名な話ですが、今回はこの「人間関係の良さ」について考えたいと思います。
(1)お互いのことを知っている
会社は学校とは違い、年齢や経験等幅広いメンバーで構成されています。業務で関わりがなければ、一度もあの人と話したことない…ということもよくあるのではないでしょうか。
以前、ある企業さまの全従業員を対象に、「風通しの良い職場」にすることを目的とした研修で感じたことです。その企業さまは、大企業の分社化によってできた設立半年ほどの新しい組織でした。メンバーは親会社からそのまま来ているベテラン陣・別の組織から来た方・新しく入社した方等で、年齢や経験がバラバラで構成されていました。
部署も違えば、話す機会もあまりなかったようで、研修では毎回グループのメンバーを変え、社員同士全員が話す環境を作りました。そこでお互いの価値観や考えを発信し、それを理解する重要性等をお伝えしました。新しい一面をお互いに知ることができ、「〇〇さんがそんなお考えをお持ちだとは意外でした!」など理解が深まったと、研修は毎回盛り上がっていました。
研修を通して、社内の会話が増えたと伺いました。例えば給湯室でばったり会ったときに、いろいろな会話ができるようになったと「風通しの良さ」を実感いただくお声をいただけました。こうしてお互いを知り、共通の話題を持つことで、会話が増え、コミュニケーションが活性化していきます。
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●文/加藤あゆみ
株式会社アイデム 人と仕事研究所 人材育成・研修プランナー
大学卒業後、某商工会議所に入所し、広報担当、その後、秘書として従事する。7名の役員秘書として、「能動的に先読みした仕事をする」をモットーに4年間業務を続けてきた。現在、アイデム人と仕事研究所で、企業様の「人材育成」に関するお悩みに合わせた研修の企画提案を行っている。また、学生対象の就活支援セミナーでは、自ら講師として登壇している。
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