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労働時事ニュース

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  • 「違法な時間外労働」があった2,807事業場等に是正勧告−「過重労働解消キャンペーン」重点監督実施結果（厚労省）

「違法な時間外労働」があった2,807事業場等に是正勧告−「過重労働解消キャンペーン」重点監督実施結果（厚労省）

厚生労働省は、令和2年11月に実施した「過重労働解消キャンペーン」における重点監督の実施結果を公表した。
今回の重点監督は、長時間の過重労働による過労死等に関する労災請求のあった事業場や若者の「使い捨て」が疑われる事業場などを含め、労働基準関係法令の違反が疑われる9,120事業場に対して集中的に実施したもの。その結果、違法な時間外労働等の労働基準関係法令違反が認められた事業場に対して、是正に向けた指導を行った。厚生労働省では今後も、長時間労働の是正に向けた取組を積極的に行っていきたいとしている。
 
【結果のポイント】
◆重点監督を実施した9,120事業場のうち、法令違反があり是正勧告書を交付した事業場を違反内容別に見ると、「違法な時間外労働」2,807事業場（全体の30.8％）、「過重労働による健康障害防止措置が未実施」1,829事業場（同20.1％）、「賃金不払残業」478事業所（同5.2％）などとなっている
 
◆違法な時間外労働があったうち、時間外・休日労働の実績が最も長い労働者の時間数が「月80時間を超えるもの」640事業場（22.8％）、「月100時間を超えるもの」341事業場（12.1％）、「月150時間を超えるもの」59事業場（2.1％）、「月200時間を超えるもの」（0.4％）となっている　　
 
 

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