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人事コレで委員会

「パート」ってどんな働き方?

 「パート」という働き方や、他の雇用形態との違いを確認するとともに、雇用管理上気をつけなければならない点、特に「パートタイム労働法」について解説しています。

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2010年7月1日〜7月31日の1ヶ月間、弊社WEBサイト「ブログ人事コレで委員会」にいただいたコメントをもとに書かれた記事です(「ブログ人事コレで委員会」は2012年3月末日に終了しました)。


☆「正社員」のイメージ

<責任の重い仕事を担い、安定した待遇を得ている>

仕事内容:責任のある仕事
待遇等:安定

仕事内容については、

「責任のある仕事を任される」「責任が重い」

等、他の雇用形態に比べ“責任”についてふれられていることがほとんどです。
 また、待遇に関しては、

「定年まで働ける」「社会保険完備」「安定している」

と他の雇用形態に比べて“安定”しているイメージが多くなっています。



☆「パート」のイメージ

<主婦の短時間シフト勤務> 

仕事内容:“正社員と同等”と“正社員に比べ責任・仕事内容が軽い”が拮抗
待遇等:休みは取りやすく残業もないが、給与は安い 


 仕事の内容、責任の重さに関して、「正社員と同等」という方もいらっしゃれば、
「仕事内容は同じだけれど、気分的には気軽な感じ」「補助的な役割」
と、仕事の内容や責任の重さに対するイメージは、千差万別のようです。

 ただし、仕事を行う上での能力に関しては、

「現場では一番仕事のできる人」「賃金以上に仕事をこなしている」
「正職員よりパート職員の方が経験年数的に頼りになる」

等々、“仕事ができる”イメージが多くなっています。

 待遇面では、給与や賞与等の金額面の他に、

「パートは会社のダンパー」「使いやすくていつでもクビにできる容易な立場」

等、正社員の安定したイメージに対し、“不安定さ”を感じているようです。



☆「アルバイト」のイメージ

<学生のお小遣い稼ぎ>

仕事内容:仕事は限定的で、責任のある仕事は任せられていない。



☆「契約社員」のイメージ

<仕事内容や責任は正社員と同等だが、いつ切られるかわからない>

仕事内容:仕事内容・責任の重さや労働時間など、ほとんど正社員と同等。
待遇等:いつ切られるかわからない。保障がない。

 4つの雇用形態の中で、もっとも過酷な労働条件に感じているようです。。。




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ご意見番 岸川宏氏岸川 宏
株式会社アイデム 人と仕事研究所主任研究員
大学卒業後、飲食業界を経て、勤務社会保険労務士として中小企業の人事労務管理、諸手続きの実務指導にあたる。平成11年アイデムに入社。人事労務に関する情報提供を行うとともに、賃金統計作成・分析、アンケート調査等から、非正規雇用の現状や今後の課題について調査を進めている。
  

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