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やる気を引き出す仕組みや教育制度などの人事施策、働きやすい職場環境の実現など、人に関する企業事例を紹介します。(2018年12月19日)
ホームページ/ https://iyell.co.jp/
iYell株式会社は、住宅ローンプラットフォームを提供するベンチャー企業である。テクノロジー、プロフェッショナル、メディアの3軸からなる同社のプラットフォームでは、住宅を購入したい個人の最適な住宅ローン選びをはじめ、住宅を提供したい不動産事業者、住宅ローンを提供したい金融機関などが、住宅販売や住宅ローン提供業務の最適化・効率化を図ることができる。そのほか、不動産会社が住宅販売に専念できるようサポートする住宅ローンアプリ「いえーるダンドリ」などもリリースしている。
そんな同社は社員が毎日楽しく働ける“社員ファースト”を掲げて運営され、創業2年目で「働きがいのある会社ランキング」に選出された。その要因について、社長室 副室長の石黒萌さんと、コーポレート統括本部の安居麻美さんにお話を伺った。
―まず、御社の目指す経営ビジョンをお教えください。
石黒さん:ビジョンは「家を買いたいすべての人に、最高の住宅ローンを」というもので、それを実現させる要素として、「日本一住宅ローンに詳しいメディアを作る」「日本最大の住宅ローンテックベンチャー企業である」「日本一の住宅ローンプロフェッショナル集団である」というミッションを掲げています。この3つのミッションは、当社の主力サービスである住宅ローンプラットフォームの軸になっています。
―御社は“社員ファースト”を掲げて運営されていますが、どんな会社づくりを目指していますか。
石黒さん:“日本一働きやすいベンチャー企業”を目指すと表明していますが、究極的には「世界中の企業の手本になりたい」といった想いがあります。その根底には、社員が毎日楽しく働ける環境をつくることで社員が幸せになれば、仕事への熱意や周囲に目を向けるゆとりが生まれ、お客さまに役立つサービスのアイデアも湧いて、結果的にお客さまも幸せにすることができるとの考えがあります。そんな企業文化を世界に発信し、人が楽しく働く世界を広めていきたいと考えています。
安居さん:企業風土づくりとしては、「ベンチャーらしい楽しさやチャレンジスピリッツがあり、大企業らしい安心感や安定性があり、日本一働いてよかったと思える会社になる」という指針があります。
コーポレート統括本部 安居麻美さん(左)、社長室 副室長 石黒萌さん(右)
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