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やる気を引き出す仕組みや教育制度などの人事施策、働きやすい職場環境の実現など、人に関する企業事例を紹介します。(2019年5月30日)
ホームページ/ https://andfactory.co.jp/
and factory株式会社は「日常に&を届ける」というコンセプトのもと、スマートフォンを軸にアプリ事業とIoT事業を展開している。アプリ事業では、設立当初から数々のアプリを開発・運用し、その実績を活かして現在は大手出版社と協業したマンガアプリを複数展開。IoT事業としては、主に最先端のデバイスを結集させたスマートホステル「& AND HOSTEL」を全国に8カ所運営している。
そんな同社は、生産性を高めて業績につなげる基本として、社員とのエンゲージメントを深めることを最重視して採用や就労環境づくりに取り組み、結果的に「働きがいのある会社ランキング」2018年版小規模部門第14位、2019年版は同2位と2年連続で上位選出されている。同社の取り組み内容について、執行役員でHR Unit Managerの梅谷雄紀さんに聞いた。
HR Unit Manager 梅谷雄紀さん
―まず、事業運営の基軸となる考え方からお教えください。
当社はコアバリューとして、「CHALLENGE(失敗を恐れない)」「SPEED(まず、やってみる)」「QUALITY(妥協しない)」「TEAM PLAY(気を配る)」の4つを置いています。この基本的な考え方を、各Divisionやメンバーがそれぞれの業務に密接な形でブレイクダウンし、業務方針として掲げています。メンバーに浸透させ、推進させる仕組みとしては、人事考課で「設定した目標に対してどれだけ体現しているか」を評価しています。
コアバリューの目的は、当社の事業を成長させることにあるわけですが、その主体はメンバーです。メンバーが事業のすべてをつくるといっても過言ではありません。したがって、メンバーがどれだけ会社にフィットしているかの「エンゲージメント」が最重要指標だと思っています。
後付け的にエンゲージメントを高める施策はいろいろありますが、そういうものよりも本質的に重要なのは、「エントリーマネジメント」と呼んでいる、当社にフィットする人材を採用することにあると考えています。そしてもう1つの重要な要素として、環境づくりがあげられます。
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・採用活動
・環境づくり
・エンゲージメントのチェック
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