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働く個人にこれまでのキャリアや仕事観を聞き、企業が人を雇用する上で考えなければならないことを探ります。(2021年6月24日)
「仕事と子育ての両立は、まったく苦ではありません。会社がテレワークを導入してくれたおかげで、オンもオフも大充実しています」
大手ゲーム会社でディレクターとして活躍する須田宏子さん(仮名・34歳)は、2年前に出産を経験。現在は、子供を育てながら時短勤務で働いている。産休・育休を経て昨年4月に職場復帰を果たした須田さんが、仕事も子育ても全力で楽しめている理由は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響だという。
「ちょうど子供を保育園に預けて職場復帰するタイミングで、会社がテレワークの導入を決定しました。100%自宅勤務となり、通勤する必要がなくなったんです」
産休・育休に入る前は、毎日片道1.5時間ほどかけて、東京・神田のオフィスに通っていた須田さん。16時30分までの時短勤務とはいえ、1日往復3時間の通勤をしながら仕事と子育てを両立できるのか、不安で仕方がなかった。
「ところがテレワークになったおかげで、通勤時間がゼロに。結果、大幅に時間に余裕が生まれたのです。コロナ禍のおかげと言うと語弊があるかもしれませんが、絶妙のタイミングでのテレワーク導入には、正直とても助けられました」
朝6時30分に起床し、8時に子供を保育園へ。家に戻ってから家事を済ませ、須田さんは9時から仕事をスタートするという。ゲームの企画を立て、デザイナーやエンジニアとのWebミーティングを行い、16時30分になると子供のもとへ。近所のスーパーで晩ご飯の買い物するころにはスイッチが切り替わり、自宅に戻ったときには完全にママの顔になっている。
「物流関係の仕事に就いている夫は毎日出勤しているので、平日の日中に自宅にいるのは自分だけ。仕事に思いきり集中できますし、子育てとのメリハリもつけやすく、さらに通勤がないことで体力的な負担が少なくて済んでいます」
仕事と子育てを両立する上で困っていることはあまりなく、しいて言えば夕方以降のWebミーティングに参加できないことくらいだという。須田さんの会社では、スーパーフレックス制を導入。同じチームのメンバーたちは夜型が多く、Webミーティングの予定が彼女の勤務時間外に設定されることが少なくないのだとか。
「ちょうど子供の夕食や入浴、寝かしつけの時間帯と重なるので、なかなか参加できなくて。翌日にメンバーから情報を共有してもらってはいますが、やはり少し肩身が狭い思いをしてしまいます」
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