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労働ニュースに思うこと

なぜ新入社員はすぐに辞め、働き盛りは会社に愛想を尽かすのか?

個人の働き方や企業の人事労務、行政の労働施策など、労働に関するニュースを取り上げ、課題の解説や考察、所感などをつづります。(2022年4月7日)

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 新入社員が入ってくる季節になりました。当社の人材育成サービスにおいても、様々な企業様から約300人のフレッシュな新人をお預かりし、新入社員導入研修がスタートしています。

 毎年思うのは、入社した企業で、力をつけ、その力を発揮してほしいということ。最近は、転職に関してネガティブな感覚は薄くなってきているものの、新卒で入社した企業を早期離職することは、その後の就労感やキャリア形成に大きな影響を及ぼすことも少なくないからです。

 

 また一方で、昨年から「大退職時代」あるいは「大量離職時代」(The Great Resignation)というワードをよく耳にするようになりました。アフターコロナで景気が回復しつつある欧米では、大量の自主退職が発生しているというのです。アメリカでは自主退職率が過去最高水準となり、マイクロソフトが発表したレポート(2021 Work Trend Index)では「40%以上の人が離職を検討している」という恐ろしい結果も。コロナ禍で経験した労働環境の大きな変化を受け、今までの働き方を再考している人が増えていると言われています。

 

 景気が良くない時は自発的な退職は少なくなる傾向にありますので、日本でも同様となるのかはまだわかりません。が、今までくすぶり続けてきた離職へ思いが、景気回復後に一気に溢れ出す可能性を秘めているかもしれません。そうならないためにも、今から自社の採用等について再考していきたいものです。

 

 

 

 

定着しない理由は離職の時期で判断できる?

 

 皆様の会社では離職率を把握されていますでしょうか? 離職率の出し方にも様々あるかとは思いますが、入社した社員がどのくらいしてから辞めるのか、感覚値ではなく、数値として捉えてみると見えてくるものがあります。

 

 我々の業界では、七五三現象と呼んでいる、新規学卒者の3年離職率を表す統計結果があります。中学、高校、大学の新規学卒者が、それぞれ3年目で離職してしまう割合が、おおよそ中卒で7割、高卒で5割、大卒で3割という結果から来ています。「3年で3割、5割が離職してしまう」皆さんは多いと感じますか? 少ないと感じますか?

 

 

 

 

 しかも離職の理由、退職者の本音も聞けているのか、不明なことも多いのではないかと思います。
 では、なぜ離職するのでしょうか。下表1は、当社の求人サイト「イーアイデム」を利用した求職者へのアンケートの結果です。今まで退職経験の中で、最も早く辞めた時の勤続期間と、その理由について聞いたものです。

 

 

 

 

 辞めた理由で最も多いのは「結婚、出産、育児、介護、看護」26.5%、次いで「職場の人間関係に問題があった」が23.4%と続きます。ライフイベントと重なり、仕方なく辞めざるを得ないことも多いようです。そして、もう一つ目立つのは「人間関係」。正社員であっても仕事の内容というよりも、人間関係で仕事がし辛くなるという理由が多いのは、やるせない話でもあります。

 

 

>>>次ページにつづく

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につづく

 


●文/岸川宏(きしかわ ひろし)
株式会社アイデム 東日本事業本部 マネージャー(キャリア開発支援チーム/データリサーチチーム)、社会保険労務士
大学卒業後、リゾート開発関連会社へ入社。飲食店部門での店舗運営を経験後、社会保険労務士資格を取得。社会保険労務士事務所にて、主に中堅・小規模企業の労務相談、社会保険関連手続きに従事した。1999年、株式会社アイデムに入社。賃金データの調査分析、労使関係に関する意識調査等、労働環境の実態に迫る情報提供に従事。採用時だけではなく、採用後の人材の定着、育成、戦力化と、人的戦力確保のための環境づくりに資する総合的な情報の提供に努めている。

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