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アイデム人と仕事研究所の所員が、労働関連のニュースに触れて「思うこと」を持ち回りで執筆します。
つい先日、経団連が「採用選考に関わる指針」を発表しました。学生の学習機会の確保等の目的で、就職活動解禁時期が従来の12月1日から3月1日に後ろ倒しに変更するというものです。また、多様な就活支援サイトや就活関連セミナー、新卒の人材紹介など、多くのサービスが就活市場に登場し、就活生を取り巻く環境は大きく変化しています。
そのような中で、当事者である若者は、働くことや自分のキャリアをどのように考えているのでしょうか。平成25年版の厚生労働白書では、「若者の意識を探る」をテーマに、彼らを取り巻く社会経済についてまとめられています。
新入社員の働く目的 「楽しい生活をしたい」
新入社員の「働く目的」は、40年で変化しているようです。
(財)日本生産性本部が発表している「働くことの意識」調査によると、1970年代、最も高い割合を占めていたのは、「自分の能力をためす生き方をしたい」。しかし、その後は低下傾向にあり、現在では当時の半分の割合にまで落ち込んでいます。一方、「自分の能力をためす生き方をしたい」とともに、当初から働く目的の上位であった「楽しい生活をしたい」は、その割合を2000年以降飛躍的に伸ばし、現在では全体の約4割を占めるに至っています。
また、「社会のために役に立ちたい」と考える割合は、2000年前後から上昇傾向にあり、仕事を通じた社会貢献を意識している者が増えてきているようです。
これらを見ると、近年の若者は、働くことに自分の生活の楽しさや、社会での自分の役割の意義を求める傾向が強くなり、以前ほど能力向上や経済的充実に囚われなくなったようにうかがえます。
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