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マネジャーの心得/田中和彦

第2回「部下との面談では、何を話していますか?」

新卒社員などの若年層を部下に持つ現場マネジャーに向けて、リーダーとしての心構えやマネジメントの手法などを時事ニュースなどに絡めながら解説します。

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 「若い人たちのモチベーションを高め、彼らの力を引き出すこと」は、若い部下を持ったマネジャーにとっては、切実な問題です。若い世代の人たちは、文字どおり自ら燃える「自燃型」よりも、圧倒的に「難燃型」が増えてきています。幸いなことに「不燃型」は少ないので、マネジメントの力によって、上手に火をつけてあげれば、大きく燃えてくれもします。それだけ個別のマネジメントが重要になってくるというわけです。


 そして、マネジメントの基本は、まず部下と会話することから始まります。
 あなたは、部下との面談で、どんなことを話していますか? とりわけ、初めての部下との面談は、お互いを知る重要な場となります。上司と部下のコミュニケーションも、相互理解が前提となり、「自己開示」と「他者への関心」の双方向のベクトルによって、その関係は良好なものになっていきます。


 そういう点では、とりとめのない雑談も意味がないわけではありません。しかし、雑談さえしていれば、部下とコミュニケーションが図れていると思ってしまうのは危険です。面談にも明確な目的がなければなりません。「何を聞き、何を伝えるのか」を、はっきりさせずに面談をしているとしたら、それこそ時間の無駄遣いです。


 新卒者であれ中途入社者であれ、私が初回の面談で必ず聞くことにしているのが、「どうしてこの会社で働こうと思ったのか?」という入社動機です。
 実は、モチベーションという言葉は、動機(=モチーフ)から派生しています。部下のモチベーションをうまくマネジメントしようとする場合に、彼らの動機を知らずして、やる気を上げ、燃えさせることはできないのです。


 では、部下と面談で話す際の便利な考え方をお伝えしましょう。それは、「キャリアデザインの3つの輪」というものです(図参照)。






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●文/田中和彦(たなか かずひこ)
株式会社プラネットファイブ代表取締役、人材コンサルタント/コンテンツプロデューサー。1958年、大分県生まれ。一橋大学社会学部卒業後、人材サービス関連企業に入社し、情報誌の編集長を歴任。その後、映画配給会社のプロデューサー、出版社代表取締役を経て、現在は、「企業の人材採用・教育研修・組織活性」などをテーマに、“今までに2万人以上の面接を行ってきた”人材コンサルタント兼コンテンツプロデューサーとして活躍中。新入社員研修、キャリアデザイン研修、管理職研修などの講師や講演は、年間100回以上。著書に、『課長の時間術』『課長の会話術』(日本実業出版社)、『あたりまえだけどなかなかできない42歳からのルール』(明日香出版社)など多数。
連絡先:
info@planet-5.com
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