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人事コレで委員会

職場で感じる男女の差

 昔とは異なり、男性も女性も対等な立場で活躍できる社会になった近年。しかし、職場ではまだまだ「男女差」を感じてしまう場面もあります。私たちは、男女の性差をどのように捉え、考えていけばいいのでしょうか。

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2011年11月1日〜11月30日の1ヶ月間、弊社WEBサイト「ブログ人事コレで委員会」にいただいたコメントをもとに書かれた記事です(「ブログ人事コレで委員会」は2012年3月末日に終了しました)。


☆はじめに

 女性が働く上で

「 “女性” というだけで差別をしてはならない」

として、<募集><採用><配置><昇進><教育訓練><福利厚生><退職>等に際し、男性と均等に扱うよう定めた「男女雇用機会均等法(注:正式名は「雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等女子の労働者の福祉の増進に関する法律」1985年制定・2007年改正)」が施行されてから、26年が経過しました。


☆今も残る職場の性差別と女性側の変化

 しかし、今回寄せられた皆さまからのコメントを拝見したところ、昔と変わらず、職場の一部に性差別(特に女性への)が残っている印象があります。今回の投げかけに対し寄せられたコメントのなかで、特に女性が感じる不満として

「易しい」
「若い」
「優しい」

という3つのキーワードがありました。
 女性の仕事は「易しい」 / 女性は「若い」ほど歓迎 / 女性が失敗しても「優しい」 
のが日本の職場だよね、と。それって、明らかな法律違反じゃない?・・・とまでは言えないところが職場の現状。そのキーワードが無くなる兆しは、一向にありません。

 反面、女性の皆さま自身には、より柔軟さを兼ね備えた新しい力強さを感じることもありました。
 
 それは、

「職場での差別を感じつつも、その一部を肯定的に受け入れる寛容さがある」

ということ、さらに

「きちんと自身の主張を実践しようとしている」

点です。
 これは、男女雇用機会均等法が制定された前後、 ― 女性が肩肘張って頑張っていた時代 ― に比べ、 “自分らしさを大切にしたい” という、今の時代の流れがあるからかもしれません。


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ご意見番 諸星裕美氏諸星 裕美氏
レイバーコンサルタント オフィス モロホシ代表
社会保険労務士/キャリア・ディベロップメント・アドバイザー(CDA)
東京都社会保険労務士会葛飾支部事業委員長
有限会社エムキャリアサポート代表(紹介業及び再就職支援事業)
大学在学中に社会保険労務士資格取得、一般企業(出版社)勤務後に木村労務管理事務所に勤務。300社を抱える事務所の副所長として、20年間一般的な手続き業務の他、就業規則などの労務管理を中心とした相談業務を多数行う。
また、総務向け、企業トップ向けに実務経験を活かした研修や再就職支援セミナーの講師を務める。
社労士業務から学んだ多くの経験を主婦向けの再就職支援活動に役立てたいと、平成16年1月より独立開業、現在のオフィスを立ち上げる。個別労働相談など多くの企業、個人からの相談、個別キャリアカウンセリングにも対応している。またボランティアの一環で、小中学校において年金と職業教育授業を行っている。

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