「人材の活用」「従業員の教育」「人事制度」等について、事例満載の記事や専門知識が深まるコラム等を展開。自社の活性化や雇用管理のヒントに!
事例で考える困ったときのマネジメント対応/山田真由子
デキル人が辞めない15分マネジメント術/岡本文宏
怒りを笑いに変える!クレーム対応/谷厚志
介護現場で2年間退職者ゼロを実現した定着ポイント/森崎のりまさ
判例に学ぶ労使トラブルの処方箋/岡正俊
時事トピックス
マネジャーの仕事〜チームが機能するヒント〜/田中和彦
人事労務関連ワード辞典
マンガ・ワーママ人事課長キノコさん
ココロの座標/河田俊男
【企業に聞く】人が活きる組織
労働ニュースに思うこと
人材育成のツボ
シゴトの風景
「平均時給 の検索」「時給の平均や動向」等について、データを作成。労働市場の現状が分かります。
*一部記事の閲覧および機能をご利用いただくには、会員登録(無料)が必要です。会員登録はこちらアイデム人と仕事研究所では、「ビジネスマナーのブラッシュアップ」「新入社員の戦力化」「職種別・階層別の知識・スキルアップ」等につながるセミナーを開催しています。
やる気を引き出す仕組みや教育制度などの人事施策、働きやすい職場環境の実現など、人に関する企業事例を紹介します。
■会社概要
先進国は都市にたくさんの鉄を蓄えている。家電から車、建物まで社会のさまざまな場所に、鉄が使われているからだ。使われなくなった鉄を電気炉で溶融し、新しい鉄としてよみがえらせる電炉事業。その国内トップクラスの企業が共英製鋼株式会社だ。年商1800億円、海外展開も早くから行なってきたグローバル企業の代表取締役社長、森光廣さんに話を聞いた。
―鉄鉱石からでなく、鉄から鉄を作るのが電炉事業なのですね。
そうです。鉄の作り方には、いろいろな方法があり、例えば日本刀は「たたら製鉄」という伝統的な方法で、砂鉄から作ります。技術革新により効率の良い方法が生き残り、高炉と電炉の2つが主流となっています。
日本では年間約1億トン強の粗鋼が作られており、その7割が鉄鉱石を原料とした高炉、3割が鉄をリサイクルして再生する電炉によるものです。
代表取締役社長 森光廣さん
―再生するのですから、電炉はエコですね。
鉄鉱石は、稀少鉱物と異なり豊富に存在するといっても天然資源ですし、現在はほとんどが輸入に頼っているので運搬にコストも環境負荷もかかります。
先進国は、都市に鉄をさまざまな形で蓄えており、日本の場合、その量は約13億トンと言われています。そのうち毎年2~3%がスクラップとして発生しており、それらを電炉事業で再生し、鉄鋼製品にしています。しかしスクラップの発生量は国内需要を上回っています。そこで輸出しています。日本は都市に鉄資源を蓄積し、輸出する資源国なのですよ。
また、鉄鉱石から鉄を作る場合に比べ電炉ではCO2の排出量も1/4程度です。この点からも、われわれ電炉業は鉄鋼資源を循環するエコ企業と言えます。
※次ページ以降の閲覧には、会員登録(無料)が必要です
その他のコラム記事を見る
労働ニュースに思うこと
怒りを笑いに変える!クレーム対応/谷厚志
デキル人が辞めない15分マネジメント/岡本文宏