「人材の活用」「従業員の教育」「人事制度」等について、事例満載の記事や専門知識が深まるコラム等を展開。自社の活性化や雇用管理のヒントに!
伝わる文章の書き方〜報告書からSNSまで〜
ヒトがあつまる職場/田中和彦
事例で考える困ったときのマネジメント対応/山田真由子
デキル人が辞めない15分マネジメント術/岡本文宏
怒りを笑いに変える!クレーム対応/谷厚志
判例に学ぶ労使トラブルの処方箋/岡正俊
時事トピックス
人事労務関連ワード辞典
マンガ・ワーママ人事課長キノコさん
ココロの座標/河田俊男
【企業に聞く】人が活きる組織
労働ニュースに思うこと
人材育成のツボ
シゴトの風景
「平均時給 の検索」「時給の平均や動向」等について、データを作成。労働市場の現状が分かります。
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やる気を引き出す仕組みや教育制度などの人事施策、働きやすい職場環境の実現など、人に関する企業事例を紹介します。
■会社概要
TEMONA株式会社は、ネットショップのリピート顧客を“つくる”“増やす”ためのサービスを2つ提供している。1つは通販における定期購入や頒布会運営に必要な管理業務(注文管理・カード決済・出荷・販促・分析など)を自動化するショッピングカート付き通販統合Webシステムの「たまごリピート」、もう1つはリピート通販特化型の定期顧客獲得のための販促ツール「ヒキアゲール」である。
2008年10月の会社設立とともに「たまごリピート」をリリースし、これまで約1000社に導入。倍々のペースで急成長を続けており、目下開発中の第3弾目となるIoT(※)を活用したサービスで、さらなる発展を目指している。そんな同社の成長の秘密は、新卒を採用し“爆速”で経営者に育てることを目指す数々の人材育成制度にある。取締役CTOの中野賀通さんに話を伺った。
※Internet of Things: 直訳は「モノのインターネット」。建物、電化製品、自動車など、パソコンやサーバーといったコンピューター以外のさまざまなモノがインターネットに接続され、相互に情報をやり取りすること。例えば、冷蔵庫やエアコンなどの電化製品が外出先からコントロールできることを指す
―新卒採用を主体にしている背景や経緯をお教えください。
創業して1年ほどたったころ、マンパワー増強のために中途採用を行って5人が入社したものの、半年で4人が辞めてしまうという事件がありました。当時、企業理念などを掲げておらず、「何を目指す」と明確に言えるものもなくて、ただ即戦力の寄せ集めのようになってしまったせいだと反省しました。そこで、理念経営にかじを切り、どの色にも染まっていない新卒を採用して一から自分たちで育て、一体感のある組織をつくっていこうと考えたのです。安易に即戦力に頼らず、“人が育つ組織風土”をつくることで、会社として成長し続けられると考えました。
取締役CTO 中野賀通さん
―“理念経営”で目指すものとは?
3つあります。「ECサービスで日本一!」「感動してもらえる会社に!」「5年で社長を育てる!」です。この3つを実現させるために、「とんがって考える」「本質を見極める」「スピーディーに行動する」「率先してぶっちゃけあう」「当事者として取り組む」など、8項目の行動指針を掲げています。これらを指針として、サービスの開発・運用や人材育成などの会社運営に当たっています。
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