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「メンドクサイ…」「デキナイ…」〜仕事を途中で投げ出しがちな社員に必要なチカラとは?〜

アイデム人と仕事研究所の研修部門の所員が、日々の業務やお客さまとの対話から感じたことなどをつづります。(2019年1月16日)

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 皆さんは、物事や仕事・プロジェクトを成功に導くために重要な力は何だと思いますか?
 知力、才能、運、体力、コミュニケーション力、学習能力、リーダーシップ等々。様々なチカラが思い付きます。今回は、その中でも近年注目度が高まってきている「GRIT(グリット)」について述べていきます。

 

 

GRIT=やり抜く力

 

 2013年にペンシルバニア大学心理学教授のアンジェラ・ダックワース氏がGRITを「やり抜く力」と表現しました。アメリカでは成功に寄与する重要な力は「知力か、才能か」で長く論争が起こっていましたが、GRITが提唱されて以降、成功に寄与する第3の因子として注目を浴びるようになりました。

 

 では、「やり抜く力」とは何でしょうか? 簡潔に言うと「物事に対して諦めず最後まで継続的に取り組む力」となります。また、GRITが注目されている要因として、知力や体力等と比較すると後天的に体得できることが挙げられます。子育ての現場においても、幼少期からGRITについて意識させることで、物事に諦めずに取り組む子供へ育てる手法として有用視されています。

 

 一見、根性論っぽく聞こえるGRITですが、分かりやすく分解し、各要素に分けながら説明していきます。

 

 

GRITスケールの有用性

 

 やり抜く力=GRIT力を計測する簡単な指標として、ダックワース氏が開発したGRITスケールがあります。各質問に回答し、合計を10で割った数値がGRIT力となります。

 

 

 

 

 先日、弊社の営業職約400人に対してアンケートを実施したところ、以下のような結果を得ることが出来ました。また、後述しますが、奇数の質問を足して5で割った数値が情熱のスコア、偶数の質問を足して5で割った数値が粘り強さのスコアになります。

 

 

 

 

 平均値は3.2付近で、2以下4以上は非常に数が少なくなっています。上位者を確認したところ、重複を含む10位内に10人の管理職がランクインしており、仕事で成果を挙げている人とGRIT力の高さに、一定の相関関係を見出すことが出来ました。

 


 

 

●文/柴田瑛一(しばた えいいち)
アイデム人と仕事研究所 人材育成・研修プランナー。大学卒業後、飲食チェーン入社。店舗マネジメントを学んだ後、商業施設デベロッパーにて20店舗以上の運営・商品開発・買付業務・人材育成・研修企画など、多岐の業務に携わる。2017年、株式会社アイデム入社。人と仕事研究所にて、店舗の現場を見てきた経験を生かしながら、教育・研修の企画提案を行っている。

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